環境

水循環系の再構築

  • ■安全でおいしい水の確保

    全ての利水者が使用する水質を、その安定性も含め、現状より上質、あるいは管理し易くする取・排水システムの構築を図る。

    ■新しい水質指標による水管理

    生態系、生活環境に配慮し、人の五感等の多様な視点を含めた新しい水質指標等を整理し、河川毎に評価を行うことにより、河川環境改善を図る。
     (河川水質の現況) http://www.mlit.go.jp/river/toukei_chousa/kankyo/kankyou/suisitu/index.html

    ■雨水貯留・浸透施設の整備等

    特定都市河川浸水被害対策法に基づく、河川・流域指定並びに流域水害対策計画の策定や雨水貯留浸透施設等の整備を実施。
     (流域貯留浸透事業) http://www.mlit.go.jp/river/pamphlet_jirei/kasen/gaiyou/panf/gaiyou2007/pdf/c3-1-5.pdf

    ■正常流量の設定(河川における清流の確保)

    動植物の生息生育地の状況や景観、流水の清潔の保持などに必要な流量等を満たした流水の正常な機能を維持するために必要な正常流量を設定。

    ■水力発電に伴う減水区間の解消による清流回復

    水力発電に伴い河川の流量が著しく減少する減水区間の改善を図るため、発電ガイドラインを定める。
     (発電ガイドラインについて)http://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/shaseishin/kasenbunkakai/shouiinkai/kihonhoushin/030718/pdf/s5-1.pdf

    ■総合的な土砂管理の取組の推進

    人工構造物や人為的行為等による土砂移動の変化に起因する問題に対応するため、土砂管理技術の検討・開発を進めるとともに、関係機関が連携して山地から海岸までの一貫した総合的な土砂管理の取組を推進する。
     (総合的な土砂管理)http://www.mlit.go.jp/river/sabo/dosyakanri.html

    ■物質循環を考慮した流域・河川・沿岸管理(モニタリング総合戦略と研究推進体制の設計)

    モデル流域において、陸域の人間活動による水域・海域の生態系劣化に対して、施策展開のためにとるべき調査・モニタリング・分析の総合戦略と研究推進体制の設計を行う。関係機関連携のもと、調査研究を推進し、水環境健全化のための施策の立案に資する。

    ■官庁施設における排水再利用・雨水利用の推進

    官庁施設における排水再利用・雨水利用を推進する。
     (官庁施設におけるグリーン化の推進 )http://www.mlit.go.jp/gobuild/sesaku_green_green_tyousya.htm

    ■水源地域の保全・活性化の推進

    上下流一体となった潤いと活力のある水源地域の実現を目指し、流域連携や水源地域の活性化に資するNPO法人等の多様な活動主体を支援するなど、水源地域の保全・活性化を推進する。
     (水源地域の保全・活性化) http://www.mlit.go.jp/mizukokudo/mizsei/tochimizushigen_mizsei_tk3_000013.html

    ■水・物質循環系の健全化

    下水処理水の再利用を、サテライト処理も含めて推進するとともに、雨水の貯留・浸透・利用を推進する。併せて、下水汚泥等の有効活用により、水だけでなく、物質の循環も踏まえた総合的な水・物質循環系の健全化を図る。
     (健全な水循環系の構築) http://www.mlit.go.jp/crd/sewerage/sesaku/05mizujunkan.html

    ■環境用水の導水による水路の清流の復活

    環境用水の導入による清流の再生を図る。




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