航空

イレギュラー運航の発生状況(平成30年1月)

(航空運送事業の用に供される航空機(最大離陸重量が5.7トンを超える飛行機又は路線を定めて旅客の輸送を行うもの)
No.
発生日 運航者 航空機型式 便名 出発地 目的地 着陸地 概要 備考

1

1月2日

日本航空

ボーイング式767-300型

JAL779

コナ

成田国際空港

ホノルル

飛行中、第2(右側)エンジンの発電機に不具合が発生したことを示す計器表示があったたため、目的地を変更した。

 

2

1月1日

ピーチ・アビエーション

エアバス式A320-214型

APJ523

成田国際空港

福岡空港

関西国際空港

飛行中、3つある油圧系統のうち1つの油圧系統の作動油量及び圧力が低下したことを示す計器表示があったため、目的地を変更した。着陸後、滑走路が閉鎖された。

 

3

1月3日

日本エアコミューター

ボンバルディア式DHC-8-402型

JAC3741

鹿児島空港

屋久島空港

鹿児島空港

離陸後、脚上げ操作を実施したが、前脚が確実に格納されていないことを示すライトが点灯したままとなったため引き返した。

 

4

1月4日

セブ・パシフィック

エアバス式A330-300型

CEB5055

成田国際空港

マニラ

成田国際空港

離陸直後に後方貨物室扉が確実に閉じられていないことを示す計器表示があったため引き返した。

 

5

1月4日

ユナイテッド・パーセル・サービス

マクドネル・ダグラス式MD-11F型

UPS81

上海(浦東)

アンカレッジ

関西国際空港

離陸直後、左主翼の防氷系統に不具合が発生したことを示す計器表示があったため目的地を変更した。

 

6

1月6日

天草エアライン

ATR式42-500型

AHX201

天草飛行場

熊本空港

天草飛行場

上昇中、方向舵及び昇降舵の防氷系統に不具合が発生したことを示す計器表示があったため引き返した。

 

7

1月10日

全日本空輸

ボーイング式787-9型

ANA859

東京国際空港

香港

東京国際空港

飛行中、機長がめまいの症状を自覚したため引き返した。

 

8

1月10日

日本エアコミューター

ATR式42-500型

JAC3781

鹿児島空港

喜界空港

鹿児島空港

飛行中、機内の与圧がゆっくり低下したため引き返した。

 

9

1月21日

日本航空

ボーイング式767-300型

JAL285

東京国際空港

出雲空港

東京国際空港

上昇中、高揚力装置(スラット)に不具合が発生したことを示すライトが点灯したため引き返した。

 

10

1月22日

日本航空

ボーイング式787-9型

JAL414

ヘルシンキ

成田国際空港

ヘルシンキ

離陸直後、第2(右側)エンジンに不具合が発生したことを示す計器表示があったため引き返した。

 

11

1月23日

フジドリームエアラインズ

エンブラエル式ERJ170-200STD型

FDA211

松本空港

新千歳空港

名古屋飛行場

上昇中、機体の点検が必要となる強い揺れに遭遇したことから、当該点検を行うため目的地を変更した。

 

12

1月23日

セブ・パシフィック

エアバス式A330-300型

CEB5055

成田国際空港

マニラ

成田国際空港

離陸後、脚上げ操作を実施したが、脚が確実に格納されていないことを示す計器表示があったため引き返した。

 

13

1月26日

全日本空輸

ボーイング式777-300型

ANA273

東京国際空港

福岡空港

東京国際空港

飛行中、第2(右側)エンジンの排気ガス温度が上昇したことを示す計器表示があったため、同エンジンを停止し、航空交通管制上の優先権を要請のうえ引き返した。

 

注 :自社の乗員訓練や機体の試験等を実施中に発生したもの、鳥衝突、被雷等によるものは含まない。

注2:外国航空会社のものは、初期報に基づくもの。



お問い合わせ先

国土交通省航空局安全部運航安全課
電話 :03-5253-8111(内線50122)

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