航空

イレギュラー運航の発生状況(平成24年1月)

(航空運送事業の用に供される航空機(5.7トンを超える飛行機又は路線を定めて旅客の輸送を行うもの)
No.
発生日 運航者 航空機型式 便名 出発地 目的地 着陸地 概要 備考

1.

1月2日

ユナイテッド航空

ボーイング式737-800型

UAL165

グアム

福岡空港

福岡空港

進入中、高揚力装置(フラップ)に不具合が発生したため復行し、航空交通管制上の優先権を要請のうえ、着陸した。

 

2.

1月3日

全日本空輸

ボーイング式747-400D型

ANA968

新千歳空港

東京国際空港

新千歳空港

上昇中、高揚力装置(前縁フラップ)に不具合が発生したため引き返した。

 

3.

1月4日

アエロメヒコ航空

ボーイング式767-300型

AMX057

成田国際空港

メキシコ・シティ

成田国際空港

飛行中、客室与圧の低下を示す計器表示があったため、遭難通信を通報し降下した。その後、引き返した。

 

4.

1月6日

全日本空輸

ボーイング式747-400D型

ANA127

東京国際空港

那覇空港

東京国際空港

離陸直後、第2エンジンの推力系統に不具合が発生したため、当該エンジンを停止させたうえ引き返した。

 

5.

1月6日

ユナイテッド航空

ボーイング式737-800型

UAL165

グアム

福岡空港

福岡空港

着陸後、逆推力装置が格納できない不具合が両エンジンに発生したため自走できなくなり、誘導路上に停止した。その後、牽引車により駐機場へ移動するまでの間、滑走路が閉鎖された。

 

6.

1月6日

大韓航空

エアバス式A330-300型

KAL766

新千歳空港

ソウル(仁川)

小松飛行場

飛行中、客室内で異臭が発生したため目的地を小松飛行場に変更した。

着陸後の点検の結果、火災の痕跡は認められなかった。

7.

1月11日

日本航空

ダグラス式MD-90-30型

JAL1669

東京国際空港

出雲空港

中部国際空港

上昇中、垂直尾翼部のピトー管の防氷装置に不具合が発生したことを示す計器表示があったため目的地を変更した。

 

8.

1月13日

ルフトハンザ・ドイツ航空

エアバス式A340-300型

DLH736

フランクフルト

中部国際空港

中部国際空港

着陸後、ステアリングに不具合が発生したことを示す計器表示があったため誘導路上で停止した。その後、牽引車により当該機を移動するまでの間、滑走路が閉鎖された。

 

9.

1月14日

日本航空

ボーイング式777-200型

JAL771

成田国際空港

シドニー

成田国際空港

上昇中、客室内の座席にあったライターが破損し瞬間的に炎と煙が発生したため引き返した。なお、炎と煙は自然鎮火した。

 

10.

1月16日

日本エアコミューター

サーブ式SAAB340B型

JAC3991

福岡空港

松山空港

福岡空港

飛行中、第1エンジンの防氷系統の不具合を示すライトが点灯したため引き返した。

 

11.

1月22日

ユナイテッド航空

ボーイング式747-400型

UAL837

サンフランシスコ

成田国際空港

成田国際空港

進入中、機長席側と副操縦士席側の速度計に差異が発生したことを示す計器表示があったため、航空交通管制上の優先権を要請のうえ着陸した。

 

12.

1月24日

日本航空

ボーイング式737-800型

JAL3053

成田国際空港

福岡空港

成田国際空港

離陸直後、前方両側の客室ドアが確実に閉じられていないことを示すライトが点灯したため引き返した。

 

13.

1月30日

エアーニッポン

エアバス・インダストリー式A320-200型

ANA371

中部国際空港

長崎空港

中部国際空港

上昇中、電子機器室扉が確実に閉じられていないことを示す計器表示があったため引き返した。

 

14.

1月31日

ジェイエア

ボンバルディア式CL-600-2B19型

JAL2831

新千歳空港

花巻空港

新千歳空港

進入中、高揚力装置(フラップ)に不具合が発生したため引き返した。

 

(注)

鳥衝突、被雷等によるものは含まない。
外国航空会社のものは、初期報に基づくもの。



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