航空

イレギュラー運航の発生状況(平成23年12月)

(航空運送事業の用に供される航空機(5.7トンを超える飛行機又は路線を定めて旅客の輸送を行うもの)
No.
発生日 運航者 航空機型式 便名 出発地 目的地 着陸地 概要 備考

1.

12月1日

ANAウイングス

ボーイング式737-500型

ANA2143

成田国際空港

福岡空港

東京国際空港

離陸直後、機内の与圧系統の不具合を示すライトが点灯したため目的地を変更した。

 

2.

12月2日

エアージャパン

ボーイング式767-300型

ANA8557

東京国際空港

那覇空港

那覇空港

着陸した際、機体尾部のテールスキッドを滑走路面に接触させ滑走路中心線灯2灯を破損した。破損した灯火の補修作業の間、滑走路が閉鎖された。

 

3.

12月2日

フェデラル・エクスプレス

ボーイング式777F型

FDX5193

関西国際空港

シンガポール

関西国際空港

飛行中、操縦室内の機長席側の航法表示装置並びにエンジン及びシステム等の動作状況の表示装置に不具合が発生したため引き返した。

 

4.

12月11日

ユナイテッド航空

ボーイング式747-400型

UAL837

サンフランシスコ

成田国際空港

成田国際空港

着陸した際、左主脚(胴体下)のタイヤ1本がパンクし、タイヤ片が同滑走路上に散乱した。当該タイヤ片を回収するまでの間、滑走路が閉鎖された。

 

5.

12月16日

日本トランスオーシャン航空

ボーイング式737-400型

JTA625

那覇空港

石垣空港

那覇空港

飛行中、ブレーキ系統の不具合を示すライトが点灯したため引き返した。

 

6.

12月19日

ベトナム航空

エアバス式A330-200型

HVN321

関西国際空港

ホーチミン

関西国際空港

上昇中、後方貨物室扉が確実に閉じられていないことを示す計器表示があったため引き返した。

 

7.

12月20日

フェデラル・エクスプレス

ダグラス式MD-11型

FDX16

広州

アンカレッジ

成田国際空港

飛行中、3系統のうち1つの油圧系統に不具合が発生したことを示す計器表示があったため、航空交通管制上の優先権を要請の上、目的地を変更した。

 

8.

12月25日

日本航空

ボーイング式767-300型

JAL93

東京国際空港

ソウル(金浦)

東京国際空港

上昇中、出発前に整備のため第2エンジンに装着した滑油受けボトルが装着されたままであることが判明したため引き返した。

 

9.

12月29日

全日本空輸

ボーイング式767-300型

ANA617

東京国際空港

宮崎空港

東京国際空港

上昇中、3油圧系統のうち1油圧系統の作動油量の低下を示す計器表示があったため引き返した。

 

10.

12月29日

デルタ航空

ボーイング式767-300型

DAL209

サンフランシスコ

成田国際空港

成田国際空港

飛行中、飛行経路上の外気温度が低いため燃料の温度が凍結限界を下まわる可能性があったことから管制機関に降下を要請したが、関連航空機があり承認されなかったため緊急降下した。

 

11.

12月30日

琉球エアーコミューター

デ・ハビランド式DHC-8-103型

RAC853

那覇空港

奄美空港

那覇空港

離陸直後、失速警報装置の不具合を示すライトが点灯したため引き返した。

 

12.

12月30日

ANAウイングス

ボンバルディア式DHC-8-402型

ANA1678

福岡空港

大阪国際空港

福岡空港

上昇中、機内与圧が低下したため引き返した。

 

(注)

鳥衝突、被雷等によるものは含まない。
外国航空会社のものは、初期報に基づくもの。



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