航空

イレギュラー運航の発生状況(平成23年1月)

(航空運送事業の用に供される航空機(5.7トンを超える飛行機又は路線を定めて旅客の輸送を行うもの)
No.
発生日 運航者 航空機型式 便名 出発地 目的地 着陸地 概要 備考

1.

1月3日

北海道国際航空

ボーイング式767-300型

ADO13

東京国際空港

新千歳空港

東京国際空港

飛行中、油圧ポンプに不具合が発生したことを示す計器表示があったため引き返した。

 

2.

1月3日

日本航空インターナショナル

ボーイング式767-300型

JAL759

成田国際空港

ホーチミン

東京国際空港

飛行中、飛行管理システムの機長席側の入出力ユニットの表示がされない状態となったため、目的地を東京国際空港に変更した。

 

3.

1月4日

エアホンコン

エアバス式A300F4-605R型

AHK208

香港

成田国際空港

成田国際空港

進入中、前縁高揚力装置(スラット)に不具合が発生したことを示す計器表示があったため、航空交通管制上の優先権を要請のうえ、着陸した。

 

4.

1月4日

日本エアコミューター

サーブ式SAAB340B型

JAC3647

福岡空港

鹿児島空港

鹿児島空港

進入中、第2エンジンの滑油圧力の低下を示すライトが点灯したため当該エンジンを停止し、航空交通管制上の優先権を要請の上、着陸した。

 

5.

1月4日

全日本空輸

ボーイング式767-300型

ANA990

福岡空港

東京国際空港

東京国際空港

着陸した際、機体尾部のテールスキッドを滑走路面に接触させ滑走路中心線灯1灯を破損した。破損した灯火補修作業のため、A滑走路が閉鎖された。

 

6.

1月5日

アイベックスエアラインズ

ボンバルディア式CL-600-2B19型

IBX61

大阪国際空港

大分空港

大阪国際空港

上昇中、水平尾翼の不具合を示す計器表示があったため引き返した。

 

7.

1月5日

琉球エアーコミューター

ボンバルディア式DHC-8-314型

RAC889

那覇空港

与那国空港

那覇空港

飛行中、無線機の表示部に不具合が発生したため引き返した。

 

8.

1月6日

ジャルエクスプレス

ボーイング式737-400型

JAL3537

福岡空港

仙台空港

福岡空港

離陸直後、機長席側の高度計に不具合が発生したことを示す表示があったため引き返した。

 

9.

1月8日

日本エアコミューター

ボンバルディア式DHC-8-402型

JAC3722

奄美空港

鹿児島空港

鹿児島空港

離陸し、脚上げ操作を実施した際、脚の操作レバーが破損した。その後、着陸の際、手動にて脚下げを実施のうえ着陸し、滑走路上に停止した。当該機を牽引車により駐機場へ移動するまでの間、滑走路が閉鎖された。

 

10.

1月8日

日本航空インターナショナル

ボーイング式737-800型

JAL3041

成田国際空港

新千歳空港

東京国際空港

飛行中、第2エンジンの回転数を低下させることができなくなったため目的地を東京国際空港に変更した。その後、降下中に同エンジンの回転数の制御が可能となり、着陸した。

 

11.

1月13日

日本航空インターナショナル

ダグラス式MD-90-30型

JAL1158

帯広空港

東京国際空港

新千歳空港

離陸滑走中、慣性航法装置に不具合が発生したため、離陸後、目的地を新千歳空港に変更した。

 

12.

1月16日

北海道エアシステム

サーブ式SAAB340B型

NTH2725

新千歳空港

釧路空港

新千歳空港

上昇中、防氷系統の不具合を示すライトが点灯したため引き返した。

 

13.

1月23日

日本貨物航空

ボーイング式747-400F型

NCA131

シカゴ・オヘア国際空港

アンカレッジ国際空港

アンカレッジ国際空港

進入中、脚下げ操作を実施したが、前脚の格納扉が閉じていないことを示す計器表示があったため復行した後、地上から前脚が下りていることを確認し、航空交通管制上の優先権を要請の上、着陸した。

 

14.

1月27日

フェデラル・エクスプレス

マクドネル・ダグラス式MD11型

FDX26

関西国際空港

オークランド

成田国際空港

飛行中、左主翼の防氷系統の不具合を示す計器表示があったため目的地を成田国際空港に変更した。

 

15.

1月29日

ジェットスター・エアウェイズ

エアバス式A330-200型

JST19

ゴールドコースト(豪州)

関西国際空港

成田国際空港

飛行中、右主脚のタイヤ1本の圧力低下を示す計器表示があったため目的地を成田国際空港に変更した。着陸後、誘導路上で停止し、牽引車により牽引された。

 

16.

1月30日

フィリピン航空

エアバス式A330-300型

PAL433

成田国際空港

セブ(フィリピン)

成田国際空港

上昇中、前方貨物室のドアが開いていることを示す計器表示があったため引き返した。

 

(注)

鳥衝突、被雷等によるものは含まない。
外国航空会社のものは、初期報に基づくもの。



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