航空

イレギュラー運航の発生状況(令和6年1月)

(航空運送事業の用に供される航空機(最大離陸重量が5.7トンを超える飛行機又は路線を定めて旅客の輸送を行うもの)
No.
発生日 運航者 航空機型式 便名 出発地 目的地 着陸地 概要 備考

1

1月3日

ANAウイングス

ボンバルディア式DHC-8-402型

ANA787

大阪国際空港

長崎空港

福岡空港

飛行中、副操縦士席側の操縦室窓にひび割れが発生したため、 目的地を変更した。

 

2

1月6日

ヴァージンオーストラリア

ボーイング式737-8型

VOZ78

東京国際空港

ケアンズ

東京国際空港

離陸上昇中、第2(右側)エンジンの防氷系統に不具合が発生したことを示すライトが点灯したため引き返した。

 

3

1月9日

アトラスエア

ボーイング式777F型

GTI8062

ミラノ

成田国際空港

成田国際空港

飛行中、運航乗務員1名が体調不調となったため、航空交通管制上の優先権を要請した。

 

4

1月11日

エバー航空

エアバス式A330-300型

EVA178

台北(桃園)

関西国際空港

関西国際空港

進入中、3つある油圧系統のうち1つの系統の作動油量が通常より低下したことを示す計器表示があったため着陸後、滑走路付近の誘導路上で停止した。当該機を牽引車 により移動するまでの間、滑走路が閉鎖された。

 

5

1月13日

フジドリームエアラインズ

エンブラエル式ERJ170-200STD型

FDA211

松本空港

新千歳空港

花巻空港

飛行中、機体前方左側の客室扉が確実に閉じられていないことを示す計器表示があったため、目的地を変更した。

 

6

1月13日

ANAウイングス

ボーイング式737-800型

ANA1182

新千歳空港

富山空港

新千歳空港

離陸上昇中、副操縦士席側の操縦室窓にひび割れが発生したため引き返した。

 

7

1月15日

全日本空輸

ボーイング式777-300ER型

ANA11

シカゴ

成田国際空港

-

滑走路に向けて地上走行中、左主翼先端部が駐機場内にいる他社の航空機の左水平尾翼に接触した。

 

8

1月18日

AIRDO

ボーイング式737-700型

ADO71

東京国際空港

釧路空港

新千歳空港

飛行中、3つある油圧系統のうち1つの系統の作動油量が低下したことを示す計器表示があったため、目的地を変更した。

 

9

1月19日

全日本空輸

ボーイング式787-8型

ANA89

東京国際空港

新石垣空港

東京国際空港

離陸上昇中、機体後方右側の貨物室扉が確実に閉じられていないことを示す計器表示があったため引き返した。

 

10

1月22日

全日本空輸

ボーイング式767-300型

ANA403

東京国際空港

秋田空港

東京国際空港

飛行中、第2(右側)エンジンの防氷系統に不具合が発生したことを示す計器表示があったため引き返した。

 

11

1月26日

フェデラルエクスプレス

ボーイング式767-300F型

FDX5311

成田国際空港

シンガポール

成田国際空港

離陸直後にスピードブレーキに不具合が発生したことを示す計器表示があったため、緊急事態を宣言の上、引き返した。

 

12

1月30日

日本航空

ボーイング式737-800型

JAL2001

大阪国際空港

新千歳空港

東京国際空港

飛行中、操縦室窓のヒーターとピトー管の防氷装置の一部に不具合が発生したことを示すライトが点灯したため、目的地を変更した。

 

13

1月30日

フェデラルエクスプレス

マクドネル・ダグラス式MD-11F型

FDX9012

上海(浦東)

アンカレッジ

関西国際空港

飛行中、予備の姿勢指示器に不具合が発生したため、目的地を変更した。

 

注 :自社の乗員訓練や機体の試験等を実施中に発生したもの、鳥衝突、被雷等によるものは含まない。

注2:外国航空会社のものは、初期報に基づくもの。



お問い合わせ先

国土交通省航空局安全部安全政策課
電話 :03-5253-8111(内線50122)

ページの先頭に戻る