航空

イレギュラー運航の発生状況(平成18年5月)

(航空運送事業の用に供される航空機(5.7トンを超える飛行機又は路線を定めて旅客の輸送を行うもの)) <
No.
発生日 運航者 航空機型式 便名 出発地 目的地 着陸地 概要 備考

1.

56

エアーセントラル

ボンバルディア式DHC-8-402型

ANA1657

大阪国際空港

新潟空港

新潟空港

着陸のため脚下げ操作を実施したが、前脚及び主脚が下りていない計器表示があったため、手動で脚を下ろし着陸した。その後、滑走路上で停止し、牽引車により駐機場へ移動するまでの間、当該滑走路が閉鎖された。

 

2.

5月3

琉球エアーコミューター

ボンバルディア式DHC-8-103型

RAC891

宮古空港

多良間空港

宮古空港

上昇中、左右のエンジン出力の不均衡が発生したため引き返した。

 

3.

59

日本航空インターナショナル

ボーイング式767-200型

JAL787

中部国際空港

天津(中国)

中部国際空港

上昇中、機長席側の速度計に不具合が発生したため引き返した。

 

4.

5月13日

日本航空ジャパン

ダグラス式DC-9-81型

JAL1953

東京国際空港

奄美空港

東京国際空港

飛行中、客室後方ドアが確実に閉じられていないことを示す計器表示があったため引き返した。

 

5.

513

ノースウエスト航空

ボーイング式747-200B型

NWA1

成田国際空港

香港

成田国際空港

飛行中、第4エンジンの不具合を示す計器表示があったため当該エンジンを停止し、航空交通管制上の優先権を要請の上引き返した。

 

6.

5月15

エアーセントラル

ボンバルディア式DHC-8-402型

ANA1657

大阪国際空港

新潟空港

大阪国際空港

飛行中、操縦系統の一部(ピッチトリム)の不具合を示す計器表示があったため引き返した。

 

7.

5月17日

日本航空インターナショナル

ボーイング式777-300型

JAL3385

神戸空港

那覇空港

那覇空港

飛行中、第1エンジンに不具合が発生したため、当該エンジンを停止し航空交通管制上の優先権を要請した。

 

8.

5月20日

日本エアコミューター

ボンバルディア式DHC-8-402型

JAC2307

大阪国際空港

松山空港

大阪国際空港

飛行中、右側前方非常脱出口ドアが確実に閉じられていないことを示す計器表示があったため引き返した。

 

9.

521

ノースウエスト航空

ボーイング式747-200型

NWA906

台北

成田国際空港

成田国際空港

飛行中、第1エンジンの不具合を示す計器表示があったため、当該エンジンを停止し、航空交通管制上の優先権を要請した。

 

10.

521

ジェイエア

ボンバルディア式CL-600-2B19型

JAL2265

大阪国際空港

福島空港

名古屋飛行場

飛行中、逆推力装置の不具合を示す計器表示があったため、目的地を変更した。

 

11.

5月24

ジェイエア

ボンバルディア式CL-600-2B19型

JAL2000

新千歳空港

大阪国際空港

秋田空港

飛行中、3油圧系統の内1油圧系統の油量の低下を示す計器表示があったため目的地を変更した。

 

12.

528

エアーニッポンネットワーク

ボンバルディア式DHC-8-314型

ANA4813

札幌飛行場

函館空港

札幌飛行場

飛行中、2油圧系統のうち1油圧系統の油量の低下を示す計器表示があったため航空交通管制上の優先権を要請の上引き返した。

 

13.

529

日本エアコミューター

サーブ・スカニア式SAAB340B型

JAC3855

沖永良部空港

与論空港

奄美空港

離陸直後、機長席側の航法装置に不具合が発生したため、目的地を変更した。

 

14.

5月30

エアーニッポン

ボーイング式737-500型

ANA117

東京国際空港

石垣空港

那覇空港

着陸のため進入中、高揚力装置(フラップ)に不具合が発生したため目的地を変更した。

 

(注)

鳥衝突、被雷等によるものは含まない。
外国航空会社のものは、初期報に基づくもの。



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