航空

イレギュラー運航の発生状況(平成16年2月)

(航空運送事業の用に供される航空機(5.7トンを超える飛行機又は路線を定めて旅客の輸送を行うもの)) 当該エンジンに実際の火災は発生していなかった。
No.
発生日 運航者 航空機型式 便名 出発地 目的地 着陸地 概要 備考
1.
2月2日 日本航空㈱ ダグラス式MD-11型 JAL712 シンガポール 新東京国際空港 シンガポール 飛行中、3油圧系統のうち1油圧系統の油量低下を示す計器表示があったため引き返した。  
2.
2月3日 ㈱日本エアシステム ダグラス式MD-90-30型 JAS766 長崎空港 大阪国際空港 長崎空港 飛行中、昇降舵の不具合を示す計器表示があったため引き返した。  
3.
2月4日 日本エアコミューター㈱ サーブ式SAAB340B型 JAC051 鹿児島空港 広島西飛行場 鹿児島空港 離陸後、航空交通管制用自動応答装置に不具合が発生したため引き返した。  
4.
2月5日 全日本空輸㈱ ボーイング式767-300型 ANA1719 関西国際空港 新千歳空港 新千歳空港 当該機は、着陸後、滑走路上を地上走行中に過走帯に停止した。牽引により駐機場へ移動するまでの間当該滑走路は閉鎖された。 本件による他便への影響は、遅延9便(出発5便、到着4便)であった。
5.
2月7日 ㈱日本エアシステム ボーイング式777-200型 JAS571 東京国際空港 鹿児島空港 東京国際空港 飛行中、副操縦士席側の操縦室窓にひび割れが発生したため引き返した。  
6.
2月17日 ㈱ジャルウェイズ ボーイング式747-300型 JAL708 バンコク 新東京国際空港 バンコク 離陸上昇中、操縦室内に異臭(焦げたような臭い)がしたため航空管制上の優先権を要請の上引き返した。 日本航空㈱からの運航業務を受託
7.
2月18日 ポーラ・エアー・カーゴ ボーイング式747-200型 PAC248 ソウル アンカレッジ 新東京国際空港 飛行中、第2エンジンの火災を示す計器表示があったため、当該エンジンを停止し、航空管制上の優先権を要請の上目的地を変更した。
8.
2月19日 ㈱日本エアシステム エアバス・インダストリー式A300B4-2C型 JAS197 東京国際空港 旭川空港 東京国際空港 飛行中、3油圧系統の内1油圧系統の油圧低下を示す計器表示があったため引き返した。  
9.
2月27日 日本エアコミューター㈱ サーブ式SAAB340B型 JAC055 鹿児島空港 広島西飛行場 鹿児島空港 飛行中、第1エンジン側の発電機が不具合となったため引き返した。  
10.
2月28日 エアーニッポン㈱ ボーイング式737-500型 ANK441 那覇空港 石垣空港 那覇空港 飛行中、慣性航法装置の不具合を示す計器表示があったため引き返した。  
11.
2月29日 ノースウエスト航空 ボーイング式747-400型 NWA71 デトロイト 名古屋空港 新東京国際空港 飛行中、第4エンジンの滑油圧力が低下したため当該エンジンを停止するとともに管制上の優先権を要請の上目的地を変更した。  

鳥衝突、被雷等によるものは含まない。
外国航空会社のものは、初期報に基づくもの。



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