人や物を大量に、高速に、かつ、定時に輸送できる鉄軌道は、国民生活に欠くことのできない交通手段です。鉄軌道輸送においては、一たび列車の衝突や脱線等が発生すると、多数の死傷者を生じるおそれがあります。また、ホーム上で又はホームから転落して列車等に接触するなどの人身障害事故が増加していることから、利用者等が関係するこのような事故を防止する必要性が高まっています。
このため、国民が安心して利用できる、一層安全な鉄道交通を目指し、各種の安全対策を総合的に推進していく必要があります。
○鉄道の技術基準の整備
○運転士の資質の維持向上策について(報告)
○動力車操縦者運転免許の取消等の基準の制定について
○高齢者等の踏切事故防止対策について
○ホームの安全対策について
○輸送トラブルに関する対策のあり方について
○無人で自動運転を行う鉄軌道の事故防止について
○鉄道用地外からの災害対応について
○鉄道事業者の防災力向上に向けたワークショップ
○貨物列車走行の安全性向上に関する検討について
〇鉄道貨物輸送における偏積対策に関する検討について
○JR河川橋梁対策について
○防犯関係設備や非常用設備に係る技術基準の検討について
○新幹線脱線対策協議会について
○新幹線の地震対策に関する検証について
○鉄道の安全利用に関する手引きについて
○水素燃料電池鉄道車両等の検討について