鉄道

鉄道駅を中心とした地域サポートアシスタントのスタートアップガイドブックを作成しました。~ボランティアの活用の推進~

 国土交通省では、鉄道駅におけるボランティア活用方法や安全面等の課題等について整理、調査を行い、今般、鉄道事業者や自治体等の関係者がボランティアを導入される際等の手引きとなるスタートアップガイドブックを作成いたしました。

 平成29年2月に関係閣僚会議で決定された「ユニバーサルデザイン2020行動計画」では、国民一人一人が「心のバリアフリー」を体現するために、具体的な行動を起こし、継続することが必要であるとされています。
 このような中、多様なお客様が利用する鉄道駅では、機能障害を持つ人、高齢者、妊産婦、ベビーカー利用者、外国人などの「移動困難者」が支援を求めている場合があることから、ひとつの取り組みとして、「鉄道駅ボランティア」と連携して、安全の範囲の中で、移動困難者の支援を市民がサポートする取り組みが広がりつつあります。
 このため、「心のバリアフリー」の取組を推進する観点から、「鉄道駅ボランティア」が鉄道駅を拠点に展開、すそ野を広げる方策について、鉄道における駅ボランティア活用検討会(座長 東京大学大学院 鎌田実教授)において検討し、「鉄道駅を中心とした地域サポートアシスタント スタートアップガイドブック」を作成いたしました。
 鉄道事業者、地域の自治体などが連携して取り組めるよう、このスタートアップガイドブックは、取り組みの方向性などをとりまとめていますので、ご活用ください。


〔ガイドブックの構成〕
■鉄道駅を中心とした地域サポートアシスタント スタートアップガイドブック
 ~駅で困っている人々を助ける市民を育てよう~
 ○地域における移動困難者サポートする人たち
 ○地域サポートアシスタントの役割と意義
 ○地域サポートアシスタントの導入事例
 ○地域の特性に応じた導入の方法

■鉄道駅を中心とした地域サポートアシスタント スタートアップガイドブック 別冊
 地域サポートアシスタント 研修ガイド
 ○サポートアシスタントに必要なスキルとは
 ○バリアフリーの基本的な考え方
 ○移動支援を行うためのスキル 等

 

お問い合わせ先

国土交通省鉄道局 鉄道サービス政策室渡辺、大橋、金子
電話 :03-5253-8111(内線40-635)

ページの先頭に戻る