報道・広報

「第2回 作業船LNG燃料化技術検討委員会」を開催します
~我が国におけるLNG燃料船の普及・促進を目指して~

平成29年5月2日

 国土交通省港湾局では、環境負荷が低いLNG(液化天然ガス)燃料船の普及・促進を図るため、国土交通省地方整備局等が所有する作業船(別紙1参照)のLNG燃料化について技術面の検討結果のとりまとめに向け、5月9日に第2回作業船LNG燃料化技術検討委員会を開催します。

 近年、船舶からの排出ガスの規制強化が国際的に進展(別紙2参照)しており、規制が先行している北米や北欧では、環境負荷の低いLNGへと、船舶燃料を転換する動きが既に始まっています。今後、アジア地域へも同様の動きが進展することが見込まれるため、我が国においても、船舶へのLNG燃料供給の拠点形成や船舶のLNG燃料化に対応していく必要があります。

 国土交通省港湾局では、平成28年に我が国にLNGバンカリング拠点を整備して我が国港湾の競争力を高めるため、「横浜港LNGバンカリング拠点整備方策検討会」を設置し、LNGバンカリング拠点を形成するための整備方策についてとりまとめました。本とりまとめにおいて、国土交通省地方整備局等が所有する作業船のLNG燃料化に向けた取組を行うことの重要性を示し、LNG燃料船の更なる導入促進や需要創出を図っていくためにも、まずは、国が率先して主導的な取組を行っていくことが重要であるとしています。

 これを踏まえ、国土交通省地方整備局等が所有する作業船のLNG燃料化に向けた技術検討を行うため、国土交通省港湾局では、平成28年12月に有識者や民間事業者、関係行政機関の参画を得て、「作業船LNG燃料化技術検討委員会」を設置しました。第1回委員会では、作業船のうち海洋環境整備船をモデルとして、LNG燃料設備の搭載にかかる課題及び設計条件について整理しました。

 この度、第2回委員会で報告書のとりまとめに向けて審議することとなりましたので、お知らせいたします。とりまとめられた報告書は、後日公表いたします。

                記

日 時 : 平成29年5月9日(火)15:00~(2時間程度)
場 所 : 一般社団法人電気倶楽部 A会議室
       〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-12-1 新有楽町ビル10階
議 事 : LNGモデル船の設計概要、作業船LNG燃料化技術検討委員会報告書(案) など
事務局 : 国土交通省港湾局/一般社団法人日本作業船協会
構成員 : 別紙3参照

 なお、取材につきましては、冒頭の頭撮りは可能、それ以降の傍聴は不可とさせて頂きます。冒頭の頭撮りを希望される方は、14時50分までに会議室前にお集まり下さい。また、開催結果及び報告書につきましては、後日、国土交通省ホームページに掲載いたします。

お問い合わせ先

国土交通省港湾局技術企画課技術監理室 西園、加島、仲濱
TEL:03-5253-8111 (内線46602、46613、46623) 直通 03-5253-8681 FAX:03-5253-1652

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