観光DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進
最終更新日:2024年9月11日
先進的な技術の活用を図りながら観光分野のDXを推進することにより、旅行者の利便性向上及び周遊促進、観光産業の生産性向上、観光地経営の高度化等を図る。具体的には、シームレスに宿泊、体験等に係る予約・決済が可能な地域サイトの構築、その時・その場所・その人に適した情報のレコメンド、宿泊事業者における顧客予約管理システム(PMS)の導入等による業務効率化及びサービスの高付加価値化、観光地域づくり法人(DMO)等における旅行者の旅マエ・旅ナカ・旅アトの予約・移動・宿泊・購買データ等を用いたマーケティング及び観光地経営の戦略策定等の取組を推進する。
さらに、観光デジタル人材の育成・活用を図るため、観光分野のデジタル人材に必要な知識・技能の修得に向けた産学連携を強化し、リカレント教育を推進する。観光地域づくり法人(DMO)については、外部人材の登用やプロパー人材の新規採用による人材確保等を促進する。
加えて、事業者間・地域間のAPI連携等を促進するため、連携するデータの仕様統一化を図るとともに、実証事業を通じて先進事例を創出する。
これらの取組を通じて、宿泊事業者における地域単位での予約情報や販売価格等の共有によるレベニューマネジメント等、事業者間・地域間のデータ連携の強化による広域での収益最大化に向けた取組を推進する。
また、メタバース等の最新技術の各分野での活用状況を踏まえつつ、今後、観光分野においてもこれらの活用を検討していく。
※【観光立国推進基本計画】より
さらに、観光デジタル人材の育成・活用を図るため、観光分野のデジタル人材に必要な知識・技能の修得に向けた産学連携を強化し、リカレント教育を推進する。観光地域づくり法人(DMO)については、外部人材の登用やプロパー人材の新規採用による人材確保等を促進する。
加えて、事業者間・地域間のAPI連携等を促進するため、連携するデータの仕様統一化を図るとともに、実証事業を通じて先進事例を創出する。
これらの取組を通じて、宿泊事業者における地域単位での予約情報や販売価格等の共有によるレベニューマネジメント等、事業者間・地域間のデータ連携の強化による広域での収益最大化に向けた取組を推進する。
また、メタバース等の最新技術の各分野での活用状況を踏まえつつ、今後、観光分野においてもこれらの活用を検討していく。
※【観光立国推進基本計画】より
観光DXとは
「観光DX」とは、業務のデジタル化により効率化を図るだけではなく、デジタル化によって収集されるデータの分析・利活用により、ビジネス戦略の再検討や、新たなビジネスモデルの創出といった変革を行うものと位置付けられます。
観光地においては、課題の解決に向けて、地域や関係事業者と連携を図りつつDXに取り組んでいくことが大切です。
DX対応については、旅行者の利便性向上・周遊促進、観光産業の生産性向上、観光地経営の高度化、観光デジタル人材の育成・活用の観点を踏まえ、地域の実情に応じて推進していくことが重要です。
DX対応については、旅行者の利便性向上・周遊促進、観光産業の生産性向上、観光地経営の高度化、観光デジタル人材の育成・活用の観点を踏まえ、地域の実情に応じて推進していくことが重要です。
令和6年度
令和6年度は、旅行者の体験価値を抜本的に向上させる先進的な観光地の創出、マーケティング強化による稼げる観光地の創出やデータ活用に向けた研修、標準仕様の策定を通じて、全国の観光地・観光産業の観光DXに取り組みます。
モデル実証事業
令和6年度は、DXの推進を通じて、観光地として、[1]旅行者の利便性向上・周遊促進、[2]観光産業の生産性向上、[3]観光地経営の高度化、[4]観光デジタル人材の育成・活用に一体的に取り組み、旅行者の体験価値を抜本的に向上させ、稼げる地域の実現につながる先進モデルを構築するべく、実証事業に取り組みます。
観光DXによる地域経済活性化に関する先進的な観光地の創出に向けた実証事業
※公募は終了しております。
観光DXによる地域経済活性化に関する先進的な観光地の創出に向けた実証事業
※公募は終了しております。
NO. | 画像提供元 | NO. | 画像提供元 | NO. | 画像提供元 |
1 | (一社)小樽観光協会 | 7 | (一社)白馬村観光局 | 13 | (一社)鳥取中部観光推進機構 |
2 | (一社)福島市観光コンベンション協会 | 8 | (公社)石川県観光連盟 | 14 | (一社)海峡都市関門DMO |
3 | (一社)湯沢町観光まちづくり機構 | 9 | (一社)加賀市観光交流機構 | 15 | (一社)由布市まちづくり観光局 |
4 | (一社)天王洲・キャナルサイド活性化協会 | 10 | (一社)DMOさかい観光局 | 16 | (一社)長崎県観光連盟 |
5 | (公財)横浜市観光協会 | 11 | (一社)明和観光商社 | ||
6 | (公社)神奈川県観光協会 | 12 | (一社)南丹市美山観光まちづくり協会 |
令和6年度は、観光地域づくり法人(DMO)が主体となって、地域の特性や課題に応じた既存のデジタルツールを導入することにより、地域の魅力ある情報の発信、販路の拡大、チケットのデジタル化、One to Oneマーケティング等の基礎的で汎用性の高いマーケティング強化に取り組みます。
全国の観光地・観光産業における観光DX推進に関するマーケティング強化モデル実証事業
※公募は終了しております。
令和5年度
令和5年度は、これまでの実証事業の成果に加えて、観光DX推進のあり方に関する検討会を踏まえ、[1]旅行者の利便性向上・周遊促進、[2]観光産業の生産性向上、[3]観光地経営の高度化の3つの観点にて先進事例の創出に向けて実証事業に取り組んでいます。
観光DX推進のあり方に関する検討会 フォローアップ会議(第1回)
検討会で設定したKPIとロードマップについて、課題解決に向けて最適な取組が行われるよう定期的に進捗状況を測定するとともに、見直しの要否について議論しました。
観光分野のDX推進に向けた優良事例集 ~地域一体で進める観光DX~
観光地域づくり法人(DMO)・自治体・観光事業者等の地域の観光DXの推進を担う方々に向けて、DX活用の方向性や国内外の優良事例、短期的に取り組みやすい施策等を掲載した優良事例集を作成しました。
令和4年度
令和4年度は、観光地経営の高度化や観光産業の生産性向上を目的としたモデル実証事業に加え、観光DX推進のあり方に関する検討会や、宿泊業におけるIT導入状況等の調査事業を行いました。
(2)持続可能性の高い観光地経営の実現に向けた観光DX推進緊急対策に係る実証事業
※公募は終了しております。
※公募は終了しております。
(3)宿泊施設を核とした観光地のDX推進に向けた実証事業
※公募は終了しております。
※公募は終了しております。
(4)地域一体となった宿泊施設のDX人材育成に向けたアドバイザー派遣事業
※公募は終了しております。
※公募は終了しております。
観光DX推進のあり方に関する検討会
観光産業・観光地が抱える課題をDXの推進により解決を図るため、「観光DX推進のあり方についての検討会」を開催し、将来ビジョン、中長期的方策、ロードマップ等について検討を行い、その結果を取りまとめて公表しました。
宿泊業における面的なDX化の実現に向けた地域一体となったIT導入状況等に関する調査業務
宿泊業における面的なDX化を実現する上で、宿泊施設における各種ITツール等の導入状況と、宿泊施設と観光関係事業者等との間における各種データの共有状況等に関して、実態を把握し、課題の検証等を行うことを目的とした調査事業を行いました。
令和3年度
令和3年度は、これまでにない観光コンテンツ及びエリアマネジメントを創出することで、消費機会の拡大や消費単価の向上に資する地域観光モデルの実現を目指すべく、実証事業を行いました。