アウトバウンド・国際相互交流の促進

最終更新日:2024年3月22日

 アウトバウンドの促進は、国民の国際感覚の向上のみならず、国際相互理解の増進、諸外国との友好関係の深化、双方向交流の拡大による航空ネットワーク拡大やインバウンドの更なる拡大にも寄与するものです。各国現地情報の正確な発信や、旅行安全情報共有プラットフォームの活用により、安全・安心な海外旅行環境を整備します。また、若者の旅行体験促進のため、関係省庁・観光業界の連携により、教職員向けセミナーやイベントの開催等を通じた普及・啓発を図ります。

 日本人海外旅行者の安全性向上のため、関係省庁が連携し、旅行業者や海外安全ホームページ、たびレジ等を通じて海外での危機管理や安全対策の知識の増進を図ります。また、テロや自然災害の発生時には、旅行者の安否確認や災害情報、避難経路情報の提供を行い、アウトバウンドの安全対策を図ります。

姉妹・友好都市提携等の活用

留学生の増加と活用

 訪日教育旅行は、若年層の国際相互理解や国際理解教育の推進、地域活性化に役立つほか、日本を訪れた青少年は将来的にリピーターになり得るなど重要な取組です。このため、地域における調整・相談窓口の構築を促進し、観光部局と教育部局の役割分担の明確化と共通理解の醸成を図るとともに、教育部局・学校における訪日教育旅行の教育的意義の理解を促進します。さらに、海外関係者向けセミナーの実施やウェブサイトを通じた情報発信を行うとともに、日本政府観光局の相談窓口を通じて海外からニーズに合わせた交流マッチングを図ります。

ワーキング・ホリデー制度の導入促進

海外の青少年等との交流促進

地域レベルの国際交流・国際協力の推進

 平成18年の日中韓観光大臣会合の合意に基づき、日中韓三国が連携協力して、域内外の観光交流の一層の拡大や質の向上、旅行者の安全確保等に取り組みます。

 二国間の観光交流事業、観光見本市への相互出展等を通じて連携協力を強化し、二国間の交流人口の拡大に積極的に取り組みます。

 UN Tourism、経済協力開発機構(OECD)等の国際機関や、アジア太平洋経済協力(APEC)、ASEAN+3(日中韓)等の国際協力枠組みにおいて行われる活動や事業への協力を行います。

開発途上国等の観光振興に対する協力

海外における日本語教育

観光政策・制度