持続可能な観光推進モデル事業の公募を開始します

最終更新日:2022年4月18日

 世界的に「持続可能な観光(サステナブルツーリズム)」への関心が高まる中、我が国が世界の旅行者から選ばれる観光地となるよう、地域におけるマネジメント体制の構築、コンテンツの造成・工夫、受入環境の整備を図り、オーバーツーリズムや気候変動にも対応した持続可能な観光の推進を図る必要があります。
 こうしたことを踏まえ、観光庁においては、「持続可能な観光推進モデル事業」として、地域におけるマネジメント体制の構築を図るため、[1]持続可能な観光地経営のモデル形成、[2]持続可能な観光を実践する地域人材の育成・創出、[3]持続可能な観光サービスを提供する地域の事業者群における取組の促進について支援することとしています。
この度、本事業の公募を開始します。

(1)公募期間
   令和4年4月18日(月)~5月13日(金)17:00(必着)

(2)公募内容
   以下の3つの事業に分けてそれぞれ公募を行います。

[1]持続可能な観光地経営のモデル形成
 地方公共団体・観光地域づくり法人(DMO)が中心となって、持続可能な観光地経営を実現するための体制を構築することを目的とします。地域自らが目指すべき姿と課題を明確化した上で、計画を策定するところから、具体的な施策の検討・実施・分析・改善に至るまでの一連のサイクルを回すための、調査・分析を行うとともに、必要な実証・効果検証を行います。

[2]持続可能な観光を実践する地域人材の育成・創出
 地方公共団体・DMO等において、各組織内の観光に関わる各事業を把握し、その地域の持続性向上に向けて組織内で旗振り役を担う人材(以下「サステナビリティ・コーディネーター」という。)を育成することを目的とします。サステナビリティ・コーディネーターの役割は、自地域における持続可能な観光推進計画の立案、実行に必要なリソース調達、関係各所との連携・合意形成を図ることが期待されます。持続可能な観光への理解を深め、現場ですでに活躍しているサステナビリティ・コーディネーターからの助言や指南を得て育成を行います。

[3]持続可能な観光サービスを提供する地域の事業者群における取組の推進
 民間事業者を主体とする事業の機運の醸成と見える化によって、取り組みの促進を図ることを目的とします。地域単位での持続可能な観光を推進する事業者群によるプラットフォーム構築のほか、専門家派遣や事業者同士のマッチング、連携プロジェクトの創出の機会、取り組みの横展開を図るセミナー等の開催を支援します。

 詳細は「公募要領」をご確認ください。

【公募要領・申請書類】

【提出方法】

以下のアドレス宛にご提出ください。
E-mail:sdgs★region-net.jp
注:送信の際は「★」記号を「@」記号に置き換えてください。
電子メールによる提出のみとします。

【公募に関するお問い合わせ先】

令和4年度持続可能な観光推進モデル事業事務局
(一般社団法人地域観光研究所)
担当:岡田、植木
TEL03-3639-1278(10:00~17:00※土日祝日除く)
E-mail:sdgs★region-net.jp
【★】を【@】に変更しお送りください。
また、電子メールの件名の冒頭に、「【問合せ】」と付記してください。

【参考】

報道・会見

このページに関するお問い合わせ

観光庁 外客受入担当参事官室 担当:飯島、安部、中井、佐藤
代表:03-5253-8111(内線27-910)
直通:03-5253-8972