道路

道路における震災対策

緊急輸送道路の耐震補強の推進

災害時の救急救命活動や復旧支援活動を支えるため、緊急輸送道路上の橋梁について、耐震補強(大規模な地震時でも軽微な損傷に留まり、速やかな機能回復が可能となる対策)を推進します。

【参考】耐震対策内容(速やかな機能回復が可能な性能を目指す対策、落橋・倒壊を防止する対策)

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跨道橋の耐震化

高速道路や直轄国道をまたぐ跨道橋については、少なくとも落橋・倒壊の防止を満たすための対策を推進します(地方管理:約430橋対策完了(R5.3時点))。

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ロッキング橋脚橋の耐震補強

高速道路・直轄国道や同道路をまたぐ跨道橋等のロッキング橋脚については、2022年度までに約450橋の耐震補強が完了しました。

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熊本地震を踏まえた耐震対策の課題

  1. 熊本地震で落橋したロッキング橋脚は、熊本地震(前震と本震の2度の大きな地震)と構造の特殊性から、これまでの対策では不十分で落橋の可能性が否定できません。
  2. 落橋した場合の影響が大きい高速道路・直轄国道をまたぐ跨道橋で落橋防止対策が一部未了です(地方管理のみ)。
  3. 高速道路や直轄国道等の緊急輸送道路は、落橋・倒壊防止の対策は完了していますが、被災後、速やかに緊急輸送が可能となる耐震補強は未だ不十分な状況です。
    ※落橋・倒壊を防止する対策に加え、橋桁を支える支承の補強を行い、被災後速やかに緊急車両の通行を確保できる補強の実施
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【参考】現在の進捗率等の各種データ

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