国土交通省では、令和12年までに下水汚泥資源の肥料としての使用量を倍増するとの政府目標を達成すべく(食料安全保障強化政策大綱、令和4年12月決定)、下水汚泥資源の肥料利用拡大に向けた取組を進めています。
今般、「下水汚泥資源の肥料利用を促進するための大規模案件形成支援事業」において検討支援を行った事例についてとりまとめましたので、事例集として公開します。なお、当該事例集は令和6年2月に実施した「下水汚泥資源の肥料利用を促進するための大規模案件形成支援事業に係る全体会議」※において各団体が発表した資料を基にしています。
※下水汚泥資源の肥料利用の拡大に取り組む自治体が検討結果を議論します!(R6.2.14記者発表)
外部委託や下水処理場内でのコンポスト化から、リン回収、下水汚泥の固形燃料の肥料利用といった様々な手法が検討されたほか、農地の限られる都市部での検討から島内での地産地消を目指す検討まで、多種多様な事例が集まりましたので、本事例集を参考として、下水汚泥資源の肥料利用に関する取組がより一層加速することを期待します。
○下水汚泥資源の肥料利用に関する検討事例集
全体版
旭川市/秋田県/会津若松市/茨城県/埼玉県/木更津市/千葉市/東京都(区部・流域)/神奈川県/葉山町/佐渡市/宇治市/神戸市/明石市/勝央町/高知県/北九州市/鹿島市/大分市
一部の事例については、後日追加予定となっています。→東京都(区部・流域)と北九州市の事例について追加しました。(令和6年4月11日)
○参考リンク
・下水汚泥資源の肥料利用の拡大に取り組む自治体の検討結果の公表(R6.4.8 公表時の報道発表)
・令和6年度 下水汚泥資源の肥料利用に関する重金属・肥料成分等の分析支援及び大規模案件形成支援事業(R6.3.14 公募)
・令和5年度 下水汚泥資源の肥料利用を促進するための大規模案件形成支援事業(R5.4.17 公募結果)
・下水汚泥資源の肥料利用