平成22年9月14日
日本APECについては、本年11月に横浜市において首脳・閣僚会議の開催を控え、関係閣僚会合が日本各地で開催されているところですが、国内外から多数の要人が集まることが予想される中、国際テロの発生等が懸念されています。
国土交通省においては、9月16日に羽田空港で、航空機事故対処総合訓練(別添羽田空港広報資料参照)を実施いたしますが、国土交通省本省においても、APEC会議開催期間中の不測の事態に備え、同訓練に併せて、航空機に対するテロが発生したとの想定の下、テロ対策訓練を実施いたします。
具体的には、国土交通本省全体として「国土交通省APECテロ対策訓練」を実施するとともに、航空局危機管理対策本部における「APEC航空機テロ対策訓練」も併せて実施いたします。
記
1.訓練実施日時
9月16日(木)14時~(所要1時間程度)
2.訓練の概要
羽田空港において航空機に対するテロが発生し、その後、公共交通機関に対し、更なるテロ予告がなされたとの想定の下、以下の通り、訓練を実施いたします。
【想定事案】
ABC航空2010便B747-400型機が121番スポットに向け自走中エプロン内誘導路場で第1エンジン付近から出火炎上し、多数の負傷者が発生した。
(1)国土交通省APECテロ対策訓練
・第一報情報伝達訓練
・国土交通省テロ対策チームの開催
・各運輸モード(鉄道、自動車、海事、港湾、航空)における対応
(2)航空局APEC航空機テロ対策訓練
・航空局対策本部設置訓練
・国土交通大臣による飛行禁止措置の発動(想定)
・飛行禁止措置に伴うノータムの発行(想定)
・脅威レベルの引き上げの決定及び周知(想定)
3.取材について
以下の訓練時には、カメラ撮り可といたします。
○国土交通省テロ対策チームの開催(冒頭のみ)
(1)日時:14時15分(予定)
(2)場所:前田政策統括官室(3号館10階)
4.その他
内容等の変更又は危機管理事案の発生状況により訓練が中止となる場合は改めてお知らせします。