平成25年2月13日
「第6回 津波発生時における鉄道旅客の安全確保に関する協議会」を下記のとおり開催しましたので、その概要をお知らせします。
記
1.日時及び場所
平成25年2月13日(水)13:30~14:30
合同庁舎3号館 国土交通省11階特別会議室
2.出席者 別紙のとおり
3.会議の概要
(1) 報告書(案)については了承され、別添のとおり公表することとした。
(2) 報告書概要は以下のとおり
○東日本大震災の教訓
東日本大震災に伴う津波発生時においては、乗客、地域住民の協力の下、
マニュアル等に沿って又は乗務員自らの判断によって、乗客を避難場所に誘導することができた。
○とりまとめた主な対応方針と対応策の具体例
[1]浸水の可能性がある区間の指定
・鉄道事業者自らが線区毎の浸水の可能性がある区間を指定
[2]通信が途絶した場合の対応
・乗務員等が自ら積極的に、津波警報等の発表情報をラジオ、防災無線、付近住民等から入手
・乗務員等の自主的な判断により、状況に応じ乗客を迅速に避難
[3]駅間停止した列車からの迅速な降車
・乗客の迅速な避難に資する案内放送定型文の作成
・津波到達時間が短い場合の全車一斉開扉及び降車方法の周知
[4]駅の旅客等の迅速な避難
・浸水の可能性がある区間の駅に標高を表示
・避難経路等のポスターの掲示等
[5]マニュアル等に基づく教育・訓練の実施
・避難誘導等に関する定期的な教育・訓練の実施
※ 具体的な避難方策等については、事業者の線区の状況等に応じて対応
4.今後のスケジュール
報告書については、国土交通省HPに公表するとともに、国土交通省から各鉄道事業者に対し公文書で通知する。
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