平成22年7月5日
近年、神戸市の都賀川や金沢市の浅野川等、局地的な大雨(いわゆるゲリラ豪雨)や集中豪雨による浸水被害が頻発しています。
このため国土交通省河川局では、このような水害に対し、適切な水防活動や河川管理を行うため、平成22 年3月末までに3大都市圏等(関東、北陸、中部、近畿)に11 基のXバンドMPレーダを設置し、試験運用を開始しました。
XバンドMPレーダの観測では、従来のC バンドレーダではとらえることのできなかった降雨についても、詳細かつリアルタイムでの観測が可能となり、ゲリラ豪雨等による河川の水位上昇やはん濫等の危険度の予測精度が向上します。
今般、豪雨時の避難行動や防災活動等に役立てて頂くため、7月5日より、降雨観測情報(web 画像)を一般に配信することとしましたのでお知らせします。
<http://www.river.go.jp/xbandradar/>