令和2年3月31日
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国土交通省は、ICT 活用を推進するとともに、新技術の活用促進と新たな技術開発
の活性化の好循環を起こし、生産性向上や激甚化・頻発化する災害への対応、最新技
術を活用する産業として担い手確保等に資するため、令和2年度より、国土交通省直
轄土木工事における新技術の活用を原則として義務化します。
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国土交通省では、建設現場におけるイノベーションの推進や生産性向上を図るため、
i-Construction を推進しており、新技術(新工法、新材料、新システム等)の導入、利
活用を加速化させています。
さらなる新技術活用を促進するため、令和2年度より、一部を除く直轄土木工事にお
いて、ICT 活用型、発注者指定型、発注者指定型(選択肢提示型)又は施工者選定型によ
る発注を行うことで、ICT 活用工事等で活用する技術やNETIS 登録技術等の新技術活用
を原則として義務化することとしました。詳細は別紙をご参照ください。
なお、今般、新技術活用の推進にあたり、新設したものは以下のとおりです。
1.発注者指定型(選択肢提示型)
工事発注段階において、発注者が対象とするテーマ及びテーマに対して効果が期
待できる複数の新技術を提示し、契約後に受注者が新技術を選択する「発注者指定
型(選択肢提示型)」を新設し、施工者による新技術活用を促進します。
2.施工者選定型
工事発注段階において、新技術を選定して活用する「施工者選定型」を新設し、
受注者は原則として1つ新技術を活用することとなり、施工者による新技術活用を
促進します。
これにより、新たな技術開発の活性化についても促進を図ります。
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