平成28年2月24日
国土交通省は、2月24日付けで、111の民間資格を新たに登録しました。
この制度は、民間事業者等が付与する「技術者資格」を国土交通省が登録し、社会資本に関する調査・設計等の発注業務で活用する取り組みであり、平成26年度に登録を行った橋梁などの50資格に続く2度目の登録となります。
今回は、昨年度の維持管理分野(点検・診断等)に加え、計画・調査・設計分野も対象とするものであり、国及び地方公共団体の業務発注に際し、総合評価で加点評価するなど資格保有者を積極的に活用していく予定です。
社会資本の整備、維持、更新を適切に実施するためには、計画・調査・設計や維持管理における点検・診断等の品質確保が重要であり、これらの業務に携わる技術者の能力を評価したうえで活用することが求められます。
民間団体等が付与する技術者資格について、国土交通大臣が、道路や河川などの業務に応じた必要な能力を有することを確認したうえで登録する仕組みを「技術者資格登録規程※1」として定め、その資格保有者の活用を促す取り組みを平成26年度からスタートしました。
今回登録した111資格に、昨年度登録した50資格も加えた総計161の資格について、各発注機関が資格保有者を積極的に活用することを期待しています。
なお、これらの活用を通じて技術者の技術研鑽を促すことにより、社会資本の建設、維持管理を担える技術者の確保が図られることも期待するものです。
※1 公共工事に関する調査及び設計等の品質確保に資する技術者資格登録規程(平成26年国土交通省告示第1107号)
(http://www.mlit.go.jp/common/001106474.pdf)
登録に際しては、公募を行い申請※2された資格の評価について、社会資本整備審議会・交通政策審議会技術分科会技術部会技術者資格制度小委員会※3の意見聴取を踏まえ決定しています。
※2 申請について
公共工事に関する調査及び設計等の品質確保に資する技術者資格登録申請の手引き
(http://www.mlit.go.jp/common/001062454.pdf)
※3 技術者資格制度小委員会について
(http://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/s201_gijyutsusyashikaku01.html)
(別添1)登録資格一覧(公共工事に関する調査及び設計等の品質確保に資する技術者資格登録簿)(PDF形式:134KBKB)
(別添2)国土交通省登録技術者資格の概要(参考)(PDF形式:312KBKB)
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