平成27年7月3日
平成26年度は、新技術が活用された工事の割合が過去最大となり、新技術が活用された工事においては平均3技術が活用されました。新技術の活用促進により、公共工事等の品質確保が期待されます。
国土交通省では、民間企業等により開発された有用な新技術の活用促進を図るため「公共工事等における新技術活用システム(NETIS)」を運用しています。この度、平成26年度の新技術活用実績についてとりまとめましたので、お知らせします。
NETISにおいては、総合評価落札方式における施工者による新技術を活用した技術提案の積極的な評価等を通じ、新技術の活用促進に取り組んでいます。技術提案に基づく活用の伸び等により、新技術活用件数、活用率(※)とも、平成16年度以降の統計で最大(17,883技術、45.8%)となりました(別紙1参照)。
※新技術活用率:新技術を活用した工事件数を総工事件数で除したもの
平成26年度は「試行申請型」および「フィールド提供型」による活用件数が過去最大になるとともに、「テーマ設定型(技術公募)」を本格的に開始し7つのテーマについて技術の公募を行うなど、未評価技術の積極的な活用に取り組みました。また、「工事成績評定における未評価技術活用の評価」等の取組を通じ新たに255の未評価技術の評価を行うことで、新たな技術の掘り起し・活用評価の促進を図りました。
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