平成21年7月21日
下水道は、都市の環境改善や水質の保全だけでなく、地球温暖化対策や良好な水環境の回復、資源・エネルギー循環など環境に対して多用な役割を果たしています。下水道は身近な存在であり、生活環境から地球環境までの幅広い環境問題にも関わっていることから、下水道が環境教育に果たす役割は非常に大きいと考えられます。
そのため、国土交通省下水道部では、下水道分野の環境教育を推進するために「下水道分野における環境教育の推進に関する懇談会」を設置し検討を進めてまいりました。
この度、懇談会における検討を踏まえて「下水道分野の環境教育モデルプログラム」を実施することになりましたのでお知らせいたします。
1.下水道分野の環境教育モデルプログラムについて
モデルプログラムは、小学校の教員に向けて下水道の基本理念と教科・単元とのかかわり方を学んで頂く「教員研修」と、教員研修を受講した教員の皆様に各自の小学校で実施頂く「モデル授業」の2つで構成されています。(別紙参照)
2.「教員研修」のポイント
小学校における「総合的な学習」の時間削減の中、計画に沿って必ず実行される理科・社会のみならず家庭科などの教科・単元をメインターゲットにし、下水道のかかわりを小学校の教員の皆様に具体的に理解して頂くことを目的としています。
3.「教員研修」を実施するモデル地域
・広島県海田町 平成21年7月29日
・東京都府中市 平成21年8月 4日
・愛知県江南市 平成21年8月20日
・(その他、検討中)
4.その他
・傍聴可。カメラ撮り可。希望者については、集合場所等をお知らせいたしますので、ご連絡をお願いいたします。
別紙(PDF形式:926KB)