平成21年3月13日
国土交通省下水道部では、富山県黒部市がPFI事業により、下水処理場に食品残渣(コーヒー粕)を受け入れ、下水汚泥とあわせて処理・資源化し、発電用化石燃料代替エネルギー等として利用するとともに、発生するバイオガスを処理場内でエネルギー利用する取組を「民間活用型地球温暖化対策下水道事業」として支援することを決定しました。
<事業の概要>
PFI予定事業者:黒部Eサービス株式会社
PFI方式:BTO方式
施設計画:メタン発酵槽、バイオガス発電施設、汚泥乾燥施設、
乾燥汚泥貯留施設(有効利用先で設置)等
施設建設期間:平成21年8月1日~平成23年4月30日
資源化実施期間:平成23年5月3日~平成38年4月30日
資源化製品の予定利用先:
県外の電力供給会社(乾燥汚泥を発電燃料として1,275t/年)
県内の農場(乾燥汚泥を培養土原料として5t/年)