アジア・太平洋水サミット（Asia-Pacific Water Summit）
アジア・太平洋水サミットは、アジア太平洋地域（49カ国）の首脳級を含むハイレベルを対象とし、水問題に対する認識を深め、具体的な資源動員や行動を促すことを目的として開催される国際会議です。
本サミットは、日本主導で設立したアジア太平洋地域の水問題に取り組むネットワーク組織である「アジア・太平洋水フォーラム」の主要活動の一つであり、ホスト国・ホスト市と協力・連携して開催しています。
これまで４回の水サミットが開催されました。
○第１回 大分県別府市（2007年12月）
○第２回 タイ・チェンマイ（2013年5月）
○第３回 ミャンマー・ヤンゴン（2017年12月）
○第４回 熊本県熊本市（2022年4月）
１．２０２２年４月２３日～２４日、熊本県熊本市の熊本城ホールにおいて、第４回アジア・太平洋水サミットが「持続可能な発展のための水～実践と継承～」をテーマに開催されました。
２．本サミットは、アジア・太平洋水フォーラム及び熊本市が主催し、アジア太平洋地域の３０カ国※１の首脳級・閣僚級の方々のほか、国内外も含めて約５，５００人が参加し、水に関する諸問題の解決に向けた議論がなされました。 岸田総理大臣は、首脳級会合や首脳級との昼食会に出席したほか、ツバル、カンボジア、ラオスの首相と会談を行いました※２。また、国土交通省からは、斉藤大臣、中山副大臣、加藤政務官が出席し、首脳級会合や各種セッションに出席したほか、カンボジア、インド、インドネシア、ウズベキスタンと個別の会談等を行いました※３。
※１ 首脳級会合・ハイレベルステートメントの参加国数（日本含む）
※２ アジア・太平洋水サミット及び各国首脳との会談等（官邸HP）はこちら
※３ 第４回アジア・太平洋水サミットの開催結果（当省HP）はこちら
３．２３日の開会式では、オンラインによる天皇陛下のお言葉及び記念講演が行われました※４。開催式に参加した岸田総理大臣は、日本政府を代表して歓迎の挨拶を行うとともに、その後の首脳級会合において基調演説を行い、各国や各国際機関と協調・連携しながら、水に関するリスクに対して強靱で、人々が生活の質の高さを実感でき、質の高い社会を実現できるよう、真摯に取り組み貢献していく旨を述べました※５。そして、水問題への日本の貢献策として「熊本水イニシアティブ」が発表されました※６。 また、本サミットに参加した首脳級による、水問題の解決と質の高い社会への変革に向けた共同決意声明である「熊本宣言」が採択されました※７。
※４ 天皇陛下のおことば（宮内庁HP）はこちら（和文 ／ 英文）
天皇陛下記念講演（宮内庁HP）はこちら（和文 ／ 英文）
※５ 岸田総理スピーチ（官邸HP）はこちら（和文 ／ 英文）
※６ 熊本水イニシアティブ（概要）はこちら（和文 ／ 英文）
熊本水イニシアティブ（本文）はこちら（和文 ／ 英文）
熊本水イニシアティブ（参考資料）はこちら（和文／英文）
熊本水イニシアティブ（補足資料）はこちら（和文／英文）
※７ 熊本宣言はこちら（和文 ／ 英文）
４．２４日の閉会式では、アジア太平洋地域の質の高い成長に向けた明確な道筋を示す、熊本宣言の一部でもある「議長サマリー」が発表されました※８。
※８ 議長サマリーはこちら（和文 ／ 英文）
５．「水」に関して厳しい状況にあるアジア太平洋地域において、首脳級が集まって、水問題の解決が最優先の課題であるとの共通の認識を再確認した意義は大きいと考えます。また、本サミットの成果が、２０２３年３月の国連水会議における「国連水の国際行動の１０年中間評価会議」へとつながるよう取り組んで行きます。
（参考URL）
○アジア・太平洋水フォーラム公式HP（外部リンク）はこちら
○「第4回アジア・太平洋水サミット」の開催（結果概要）（外務省HP）はこちら
○第１回アジア・太平洋水サミット
開催日：2007年12月３日～４日
開催地：大分県（別府市）
公式ホームページ（外部リンク）：http://apwf.org/summit/japan-2007/
○第２回アジア・太平洋水サミット
開催日：2013年５月19日～20日
開催地：タイ（チェンマイ）
国交省の参加実績：https://www.mlit.go.jp/report/press/water02_hh_000028.html
公式ホームページ（外部リンク）：http://www.waterforum.jp/jp/2013/0531/?p=7404
○第３回アジア・太平洋水サミット
開催日：2017年12月11日～12日
開催地：ミャンマー（ヤンゴン）
国交省の参加実績：https://www.mlit.go.jp/report/press/water02_hh_000093.html
公式ホームページ（外部リンク）：http://apwf.org/summit/myanmar2017/
本サミットは、日本主導で設立したアジア太平洋地域の水問題に取り組むネットワーク組織である「アジア・太平洋水フォーラム」の主要活動の一つであり、ホスト国・ホスト市と協力・連携して開催しています。
これまで４回の水サミットが開催されました。
○第１回 大分県別府市（2007年12月）
○第２回 タイ・チェンマイ（2013年5月）
○第３回 ミャンマー・ヤンゴン（2017年12月）
○第４回 熊本県熊本市（2022年4月）
第４回アジア・太平洋水サミット
２．本サミットは、アジア・太平洋水フォーラム及び熊本市が主催し、アジア太平洋地域の３０カ国※１の首脳級・閣僚級の方々のほか、国内外も含めて約５，５００人が参加し、水に関する諸問題の解決に向けた議論がなされました。 岸田総理大臣は、首脳級会合や首脳級との昼食会に出席したほか、ツバル、カンボジア、ラオスの首相と会談を行いました※２。また、国土交通省からは、斉藤大臣、中山副大臣、加藤政務官が出席し、首脳級会合や各種セッションに出席したほか、カンボジア、インド、インドネシア、ウズベキスタンと個別の会談等を行いました※３。
※１ 首脳級会合・ハイレベルステートメントの参加国数（日本含む）
※２ アジア・太平洋水サミット及び各国首脳との会談等（官邸HP）はこちら
※３ 第４回アジア・太平洋水サミットの開催結果（当省HP）はこちら
３．２３日の開会式では、オンラインによる天皇陛下のお言葉及び記念講演が行われました※４。開催式に参加した岸田総理大臣は、日本政府を代表して歓迎の挨拶を行うとともに、その後の首脳級会合において基調演説を行い、各国や各国際機関と協調・連携しながら、水に関するリスクに対して強靱で、人々が生活の質の高さを実感でき、質の高い社会を実現できるよう、真摯に取り組み貢献していく旨を述べました※５。そして、水問題への日本の貢献策として「熊本水イニシアティブ」が発表されました※６。 また、本サミットに参加した首脳級による、水問題の解決と質の高い社会への変革に向けた共同決意声明である「熊本宣言」が採択されました※７。
※４ 天皇陛下のおことば（宮内庁HP）はこちら（和文 ／ 英文）
天皇陛下記念講演（宮内庁HP）はこちら（和文 ／ 英文）
※５ 岸田総理スピーチ（官邸HP）はこちら（和文 ／ 英文）
※６ 熊本水イニシアティブ（概要）はこちら（和文 ／ 英文）
熊本水イニシアティブ（本文）はこちら（和文 ／ 英文）
熊本水イニシアティブ（参考資料）はこちら（和文／英文）
熊本水イニシアティブ（補足資料）はこちら（和文／英文）
※７ 熊本宣言はこちら（和文 ／ 英文）
４．２４日の閉会式では、アジア太平洋地域の質の高い成長に向けた明確な道筋を示す、熊本宣言の一部でもある「議長サマリー」が発表されました※８。
※８ 議長サマリーはこちら（和文 ／ 英文）
５．「水」に関して厳しい状況にあるアジア太平洋地域において、首脳級が集まって、水問題の解決が最優先の課題であるとの共通の認識を再確認した意義は大きいと考えます。また、本サミットの成果が、２０２３年３月の国連水会議における「国連水の国際行動の１０年中間評価会議」へとつながるよう取り組んで行きます。
（参考URL）
○アジア・太平洋水フォーラム公式HP（外部リンク）はこちら
○「第4回アジア・太平洋水サミット」の開催（結果概要）（外務省HP）はこちら
第１～３回アジア・太平洋水サミット
開催日：2007年12月３日～４日
開催地：大分県（別府市）
公式ホームページ（外部リンク）：http://apwf.org/summit/japan-2007/
○第２回アジア・太平洋水サミット
開催日：2013年５月19日～20日
開催地：タイ（チェンマイ）
国交省の参加実績：https://www.mlit.go.jp/report/press/water02_hh_000028.html
公式ホームページ（外部リンク）：http://www.waterforum.jp/jp/2013/0531/?p=7404
○第３回アジア・太平洋水サミット
開催日：2017年12月11日～12日
開催地：ミャンマー（ヤンゴン）
国交省の参加実績：https://www.mlit.go.jp/report/press/water02_hh_000093.html
公式ホームページ（外部リンク）：http://apwf.org/summit/myanmar2017/
