このページでは、航空機の安全の確保及び安全性向上に有益な情報をご覧いただけます。 |
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耐空性改善通報 |
○令和2年10月1日以降のTCD通知方法の変更については、以下の通知文及び通知方法提出様式をご確認ください。
(Excel版をご利用できない方はPDF版をご活用ください。)
耐空性改善通報(TCD)の通知方法の変更について
通知方法提出様式(Excel版)
通知方法提出様式(PDF版)
平成22年度からの発行状況については、航空安全情報管理・提供システムをご覧下さい。
(平成21年3月23日以降の耐空性改善通報について、本文データの参照が可能です。)
平成21年度 平成20年度 平成19年度 平成18年度
○読み替え方式のTCDに基づく作業の実施方法については、以下のマニュアルをご参照ください。
TCD読み替え方式 -解釈の手引き-
航空機故障情報 |
航空安全情報 |
安全政策課 国空安政第1255号 2023/9/21 |
表題 | AOG Technics社による不正品の出荷に係る情報提供について |
宛先 | AOG Technics社が販売する航空機装備品等を航空機に装備又は保有している航空機の所有者、使用者、運航者、整備を行う者、部品販売事業者等 | |
概要 | EASAは、英国AOG Technics社により販売された航空機エンジン用部品に、偽造された証明書(EASA FORM-1等、我が国の装備品等基準適合証と同等の効力を有すると認められる外国の証明書をいう。)が付属されていた例が確認されたことを明らかにし、注意喚起を行っている。 我が国においても認定を有する航空機エンジンの装備品等修理改造認定事業場が、AOG Technics社が販売した不正品を用いて修理した航空機エンジンを、我が国の航空運送事業者に納品されていたことが判明したため注意喚起を行うもの。(詳細はこちら) (2023/10/02)追記 上記に関連し、米国FAA は英国AOG Technics社により販売された航空機エンジン用部品に、偽造された証明書(FORM 8130-3)が付属されていた例が確認されたことを明らかにし、注意喚起を行っていますので、関連情報として掲載します。(詳細はこちら・当該FAAのリンクです。) |
航空機安全課 国空機882号 2022/1/18 |
表題 | カナダ航空当局(TCCA)より認定を受けている装備品修理改造認定事業場であって、航空局の特別要件を満たしたと承認された者及びその承認日の確認方法について |
概要 | サーキュラーNo.1-001「航空機及び装備品等の検査に関する一般方針」において、加国TCCAにより認定を受けている装備品修理改造認定事業場であって、航空局の特別要件を満たしたと承認された者及びその承認日はTCCAのウェブサイト上を確認するものと規定しているが、一部掲載情報に不足があったため、「TCCAのウェブサイトに係る補足情報の発信 について」(国空機第410号令和元年7月9日付け)にて通知したとおり、我が国航空局にて補足情報を発信してきたところ。 今般TCCAウェブサイトの改修が完了したため本発信を取りやめる。 今後はTCCAウェブサイトを参照されたい。 https://wwwapps.tc.gc.ca/saf-sec-sur/2/CAS-SAC/aooas.aspx?typ=1&lang=en |
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航空機安全課 国空機93号 2021/4/30 |
表題 | 不適合品に係る情報提供について |
概要 | 国内運航者から、セスナ(現テキストロン・アビエーション)式172系列型による訓練飛行中に警報が作動せずに失速に至る事例が報告されました。 着陸後の点検において失速警報装置の構成品であるスクープ(プラスチック製)に複数の亀裂が発見され、当該亀裂によりスクープ側の負圧が十分に確保されず警報の作動に必要な空気量が不足し、失速警報装置が不作動となったものと推定されます。 失速警報装置の不具合により、飛行中に意図せず失速状態に陥るおそれがありますので、航空機の型式によらず同型式の失速警報装置を装備した小型飛行機の運航者におかれましては、同種事案の未然防止を図るための追加措置の実施をお願いいたします。(詳細はこちら) |
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航空機安全課
国空機868号
2019/10/1
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表題 | 三菱電線工業(株)における不適合品の出荷に係る情報提供について |
概要 | 三菱電線工業(株)が製造販売するOリング等の標準部品について、各航空機使用者及び整備修理会社に対して不適合品が納入された事案が発生したため、航空局から個々での処置を求めることを目的に平成30 年1 月12 日に広く情報提供を行った。 その情報提供の際に、「同社の是正処置完了後、是正処置の適切性の確認を行った上で、再度情報提供を行う予定である。」とされていた。 今般、航空局において、出荷された不適合品に対する対応状況及び本事案に対する再発防止策の実施状況について、令和元年9月の立入検査により確認を行ったため、改めて情報提供を行う。(詳細はこちら) |
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航空機安全課
国空機866号
2019/9/25
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表題 | ELTのG-Switchの不具合について(続報) |
概要 | <本件は、下欄(国空機第843号、2018年10月25日付)の注意喚起に関連するものである。下欄の注意喚起も併せてご確認ください。> 平成29年3月に発生したベル式412EP型の墜落事故において、G-Switchの劣化により、装備していたELTが作動していなかった可能性が、運輸安全委員会の事故調査報告書において指摘されている。 FAAは、本事案に関連し、ARC社製(旧ARTEX社)のELTについて、SAIB (Special Airworthiness Information Bulletin)を発行し、G-Switchの劣化によりELTが適切に作動しない不具合について、注意喚起している。 FAAは以下の事項の実施を推奨。 ・ELTに適用されるマニュアル等に常に従うこと。 ・G-Switchの繰り返し点検を含む、定期的な検査間隔と指示に注意すること。 ・ヘリコプターの尾部などの振動の激しい環境に搭載されていて、5年以上使用されている場合はG-Switchを交換すること。 (詳細はこちら。当該FAA SAIBのリンクです。) |
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航空機安全課
国空機410号
2019/7/9
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表題 | TCCAのウェブサイトに係る補足情報の発信について |
概要 | 現在サーキュラーNo.1-001「航空機及び装備品等の検査に関する一般方針(平成12年2月1日制定)」において、加国TCCAにより認定を受けている装備品修理改造認定事業場であって、航空局の特別要件を満たしたと承認された者及びその承認日はTCCAのウェブサイト上を確認するものと規定されているが、TCCAのウェブサイトの情報のみでは一部不足している情報があるので、補足情報を航空局から発信するもの。 | |
航空機安全課 国空機1501号 運航安全課 国空航2552号 2019/3/1 |
表題 | GPS 週数ロールオーバーに関する注意喚起について |
概要 | 現在一般に広く利用されているGPSの時刻体系は、週番号と秒数で表現されているところ、週番号が1024週目にゼロに戻る「GPS週数ロールオーバー」が平成31年4月6日から7日にかけて発生し、GPSの日付情報がリセットされてしまう可能性がある。運航者又は操縦者は、航法に用いようとするGPSへのGPS週数ロールオーバーによる影響の有無を当該GPSの製造者に確認し、対応が必要となる場合には、取るべき措置について製造者からの指示に従うことを喚起する。 なお、航空情報サーキュラー(AIC)による本件周知も行う予定である。 (詳細はこちら。ICAOの関連EBが開きます。) |
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航空機安全課 国空機843号 2018/10/25 |
表題 | ELTのG-Switchの不具合について |
概要 | 平成29年3月に発生したベル式412EP型の墜落事故において、装備していたELTが作動していなかったことが、運輸安全委員会の事故調査報告書において明らかとなった。ELTのG-Switchの不作動が原因と考えられる。 ELTの製造者は改良型のG-Switchの交換を推奨しており情報提供を行うもの。あわせて製造者の指示に従い、取付け、運用及び点検を行うよう注意喚起する もの。(詳細はこちら) |
EASA SIB 2023-11 2023/10/24 |
概要 | HFE L’HOTELLIER メーカー部品番号 12085-01 (部品番号S262A10T1001)のHand Fire Extinguisherにおいて、消火剤が意図せず放出した事案が発生したため、2022 年 7 月より前に製造されたすべてのシリアル番号において各SBにより是正処置を推奨するもの。 当該HFEはAS 350、AS 355、EC 130、EC 155、SA 365、AS 365、EC 120、EC 175、SA 341、および SA 342の ヘリコプターに搭載されることは知られていますが、これらに限定されるものではありません。 (詳細はこちら) |
オーストラリア ATSB AO-2019-035 2020/9/8 |
概要 | ロビンソン式R22型ヘリコプタの右ラダーペダルにおいて、目視が困難な箇所にクラックが発見されたため、ロビンソン社のメンテナンスマニュアルでは要求され ていないものの、2200時間ごとの磁気探傷検査を推奨するもの。 |
FAA Safety Notice No. NOTC1336 2020/9/3 |
概要 | 新型コロナウイルス対策として使用されるアルコールを含む除菌剤を使用した場合、プラカード等の劣化が促進され、意図せぬ外れに注意喚起するもの。 https://www.faasafety.gov/SPANS/noticeView.aspx?nid=11336 |
TCCA CF-2020-10 2020/4/23 |
概要 | 後部貨物ドアが適切に開かないことで、緊急時における後部座席搭乗者の 脱出が妨げられる不具合を防止するため改修等を推奨するもの FAA: ACS Cessna_206_Cargo_Door_Egress, EASA: SIB 2020-16 |
FAA/EASA SAIB NE-20-04 /SIB 2020-04 2020/03/25 2020/03/20 |
概要 | Kethon FP 1.5 BioCideなどいくつかの燃料殺菌用添加剤を使用した場合 、 溶解しきらなかった添加剤が燃料経路に残留することで発動機の出力低下に 至る不具合を防止するもの。 |
EASA SIB 2020-04 2020/3/16 |
概要 | 一部のリチウム一次電池を電源にしたELTにおいて、当該電池が熱暴走を 起こし発煙や発火に至る可能性があるため、装備に対し追加要件を満足するよう設計変更を求めるもの。 |
FAA SW-19-06 2019/05/02 |
概要 | Goodrich社製Rescue Hoistが装備された機体に対し、Goodrich SIL-2018-03-04または-06に従った点検を要求するもの。 |
CASA 2019-05 2019/9/9 |
表題 | OWNERS, OPERATORS AND MAINTAINERS OF BELL MODEL 206L SERIES HELICOPTERS |
概要 | ベル206L系列型について、Fuselage Station 145 上部のFuselage Frame/Bulkhead エリアに亀裂が発生する可能性について注意喚起するもの。 | |
EASA 2019-10 2019/8/22 |
表題 | Power Turbine Over-Speed Protection on ARRIEL 2D Engines |
概要 | ARRIEL 2Dエンジンを装備したAS 350 B3及びEC 130 T2を対象に、Electronic over-speed protection機能の実現を目的として、SBによるFADECソフトウェア変更等の改修を推奨するもの。 | |
FAA SW-17-23R2 2019/7/15 |
表題 | Fuel System |
概要 | AS350系列及びEC130B4の使用者等に対して、墜落時の燃料タンクの耐衝撃性の向上や引火性を低減し、Post-crash fireの可能性を減少させるためにSTCによる改修の実施を推奨するもの。 | |
FAA CE-19-14 2019/7/2 |
表題 | Navigation:Flight Management Computing Software |
概要 | Rockwell Collins社製の一部の Pro Line Fusion Flight Management Systems (FMS)が、Departure、Standard Terminal Arrival Routes (STAR)又はApproachにおいて “DELETE”によりWaypointの削除を行った際に、所定の条件が揃うと180度を超えるLongest turnの指示が行われる可能性について情報提供するもの。 | |
FAA CE-19-13 2019/7/2 |
表題 | Flight Controls; Cable Terminals Used on 14 CFR Part 23 and CAR Part 3 Airplanes with Mechanical Flight Control Cables |
概要 | 機械式フライトコントロールケーブルを装備する航空機について、ターンバックルに取り付けられている全てのケーブル端子金具の腐食やひび割れを検査すること、また、フィッティングに腐食、点食、ひび割れの兆候が見られる場合は、関連するフィッティングやケーブルアセンブリを交換すること等を推奨するもの。 | |
FAA CE-19-12 2019/6/18 |
表題 | Equipment/Furnishings: Emergency Locator Beacon, G-Switch |
概要 | ACR Electronics, Inc.(ACR)製のEmergency Locator Transmitters (ELT)G406-4、C406-1、C406-1HM、C406-2、C406-2HM、C406-N等を装備した航空機の使用者等に対し、衝撃を感知するGスイッチの劣化によりELTが適切に作動しない不具合について注意喚起するもの。 | |
EASA 2019-09 2019/6/17 |
表題 | Emergency Locator Transmitters and Personal Locator Beacon - Annual Testing |
概要 | Automatic Fixed (AF) 又はAutomatic Portable (AP)タイプのELTの使用者及びそれらのELTを装備する航空機のTC・STC保有者、また、Personal Locator Beacon(PLB)を航空機に装備している使用者等に対し、1年ごとの定期点検の必要性について周知するもの。 | |
FAA SAFO 2019/5/15 |
表題 | Improper Overhaul and Repair of McCauley Constant Speed Propellers by Sensenich Propeller Services, Inc., North Windham, Connecticut. |
概要 | Sensenich Propeller Services, Incにおいて、McCauley Constant Speed Propellerのオーバーホールが設計者のICAに従わずに実施されていたことから、当該プロペラを保有する使用者等に対して、整備記録やプロペラ・ログ、FAA Form8130-3等から該当の有無を調べ、部品の隔離や作業内容の確認等、必要な対応を行うことを推奨するもの。 |