茨城県つくば市における、用途が「研究所」の事例です。
CO2フリー水素を含む燃料で得られるエネルギーを、複数・遠隔建物へ融通するプロジェクト。新たにCO2フリー水素製造システムを構築し、水素利用可能な既存コージェネレーションの燃料として供給する。ここから得られるエネルギーを敷地内の複数建物で利用すると共に広域電力グリッドを利活用し遠隔建物でも利用することで、さらなる省CO2化を目指す。
●部門:マネジメント
●建物種別:建築物(非住宅・一般部門)
●建物名称:安藤ハザマ 技術研究所
●所在地:茨城県つくば市
●用途:その他(研究施設、寄宿舎)
●延床面積:26,373㎡
●提案者:株式会社 安藤・間
●設計者:株式会社間組一級建築士事務所
●施工者:株式会社間組
●事業期間:2023年度~2024年度
エネルギー製造における水素利用において、国内外の水素製造装置を比較すると共に、運用面に関するデータを得て、これらを広く公表することは、国内における今後のカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みとして先導性があると評価した。各種技術の実証結果が広く公表され、波及・普及につながることを期待する。