土地・不動産・建設業

海外市場戦略

 我が国建設・不動産業においては、積極的に海外展開を進め、アジアをはじめとする海外市場での膨大なインフラ需要を取り込んでいくことが不可欠です。一方で、地理的に見るとアジアの特定の国に進出先が固まっており、日系企業同士の競争が発生していること、また事業形態が請負工事にとどまっており、運営や修繕による継続的な収入に結びついていないことなど、課題も指摘されています。新たな市場の開拓やPPP事業等これまで積極的でなかった分野への展開を積極化することにより、ビジネスチャンスの拡大を図ることが重要です。
 このような状況を踏まえ、国土交通省では、我が国建設企業が海外市場において新たな市場及び新たなビジネスモデルに参画するための支援として、以下の施策を実施しています。

新市場・新たなビジネスモデルに関する調査・検討について

 新市場=日系建設企業の展開が進んでいない国としてインド・ガーナについて、基本的な法制度、マーケットの状況等を調査したほか、現地調査も踏まえて進出戦略を検討しました。
 また、新たなビジネスモデル=日系建設企業がまだ展開していない事業形態として、特にPPP・PMに関し、世界の状況、日本の現状を調査したほか、ケーススタディも踏まえて展開戦略を検討しました。(2019年度)

報告書

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我が国建設・不動産企業による海外PPP事業への参入等に関する戦略について

 我が国建設・不動産企業によるPPP事業等への参入可能性の高い諸外国における現状を調査し、その参入方法について整理するとともに、都市開発分野を中心とした参入戦略をとりまとめました。(2013年度)

報告書

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我が国建設業等の国際競争力強化に関する調査・検討について

 我が国建設企業等がローカル化を進めるにあたっての情報収集、論点整理等を行い国及び企業が取り得る方策について検討すること、および海外市場で事業を受注する上での優位性と克服すべき課題を整理・分析し、建設業界及び政府が取り組むべき方策の検討に繋げていくことを目的とし「我が国建設企業のローカル化の推進に向けた調査業務」「海外市場における本邦建設業の優位性及び克服すべき課題についての検討業務」の2つの調査を実施しました。(2021年度)

我が国建設企業のローカル化の推進に向けた調査業務 報告書

   ■ 報告書本文 こちら

海外市場における本邦建設業の優位性及び克服すべき課題についての検討業務 報告書

   ■ 報告書本文 こちら

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