総合的な交通体系を目指して

FF-Data(訪日外国人流動データ)

 近年、訪日外国人旅行者数が大幅に増加しており、観光施策の立案や旅行商品の企画を行うためには、訪日外国人も含めた旅客流動の実態を正確に捉えることが必要です。
 そこで、今般、既存の統計調査で得られた情報の活用により、これまで秋期1週間に限って作成していた訪日外国人流動表を拡充し、訪日外国人の都道府県を越える国内流動に関して、四半期、年間での流動量の分析を行うことができるデータ(FF-Data:Flow of Foreigners-Data)を新たに作成しました。また、訪問地、国籍、目的、利用交通機関等のクロス分析や周遊に関する分析を可能としました。
 例えば、訪日外国人の一連の移動や利用交通機関等を定量的に分析することにより、観光戦略を立案する際に対象市場や効果的な連携先等の検討に役立ちます。

◆2022年分データを作成しました。集計データファイル(Excel形式)のページからダウンロードいただけます。
 参考:報道発表資料
 
◆RESASでの掲載について
 RESAS上の観光マップの「外国人入出国空港分析」及び「外国人移動相関分析」で、FF-Dataが掲載されました。
 詳しくは下記URLをご参照ください。
  https://resas.go.jp/

分析例(運輸局ブロック別 ブロック内移動の交通機関分担率)


             

注:地域ブロックは地方運輸局エリア単位で集計。入国港から最初訪問地までの移動と最終訪問地から出国港までの移動及び発着地不明を除き、国内訪問地間の運輸局エリア内々移動を対象。交通機関不明を含む。
(出典)FF-Data(2019年)より作成

集計表

都道府県間流動表・公表用データベース

●都道府県間流動表
 ○国籍別 国内訪問地間、入国空海港-国内最初訪問地間、国内最終訪問地-出国空海港間OD表
 ○交通機関別 国内訪問地間、入国空海港-国内最初訪問地間、国内最終訪問地-出国空海港間OD表
公表用データベース

e-Statにも掲載しています。(令和6年8月15日更新)

  • e-Stat

集計データファイル

貸出用データベース

貸出用データベースでは、ホームページで公表しているデータベースには含まれていない以下のサンプル情報が含まれております。
 ●サンプルの周遊ルート(都道府県単位)が分析できるトリップ単位での情報 
 ●サンプルの滞在日数・宿泊数
そのため、貸出用データベースはサンプルベースのデータになっており、分析にあたっては、公表用のデータと比べて集計作業が複雑になります。

お問い合わせ先

 調査結果や手法に関するお問い合わせについては、下記までご連絡ください。
 また、貸出用データベースの貸与のご希望については、下記メールアドレス宛にご連絡ください。

 国土交通省 総合政策局 総務課 総合交通体系 FF-Data担当窓口
   TEL  : 03-5253-8111 内線:53-114
   E-mail: hqt-soukou01アットmlit.go.jp
  *「アット」を@に変えてください
  *2019年2月より窓口アドレスが変更になりました

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