防災・技術開発

「ヒューマンエラー事故防止のための予防安全型技術導入ガイドライン」の策定について

平成20年7月3日
総合政策局技術安全課

 このたび、国土交通省において、専門家からなる検討会の意見を踏まえて、今後新たな予防安全型技術を導入しようとする際に留意すべき事項等を示した「ヒューマンエラー事故防止のための予防安全型技術導入ガイドライン」を策定しました。
 国土交通省では、ヒューマンエラーに起因すると考えられる重大事故・トラブルが公共交通において近年相次いで発生したことから、「公共交通に係るヒューマンエラー事故防止対策検討委員会」を設置し、平成18年4月に「最終とりまとめ」をまとめており、その中で「予防安全型技術」の技術開発の必要性が指摘されています。
 本指摘を踏まえて、「予防安全型技術」の研究開発は、通常(正常)からの逸脱を検出して復帰を促したり、運転者の状況認識(気づき)を支援したりするシステムなど、ヒューマンエラーに至る可能性がある潜在的危険状態への移行をできるだけ早期に防止する技術を中心に開発が積極的に行われてきています。
 本ガイドラインは、ヒューマンエラーに起因する事故の低減を目指し、「予防安全型技術」に対する理解や普及を進めるため、多くの関係者に配布を予定しています。


ガイドラインの概要

ガイドライン本文


お問い合わせ先

国土交通省総合政策局技術安全課
電話 :03-5253-8111
直通 :03-5253-8308
ファックス :03-5253-1560

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