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 沿道環境の現状
これまでの対策と効果 | 騒音対策効果の例(一般国道23号環境対策)

 交通量の多い幹線道路沿いの地域では、自動車による大気汚染や騒音などの環境問題が深刻になっています。

幹線道路沿道の大気の状況

 幹線道路沿いの地域では、浮遊粒子状物質(SPM)に関する環境基準の達成率が全国で約4割、大都市圏注)で約1 割となっており、大都市圏で深刻であるばかりでなく、全国的にも厳しい状況にあります。
 同様に、二酸化窒素(NO2)に関する環境基準の達成率は、全国的には約7割で環境基準となっているものの、大都市圏では約4割であり、厳しい状況にあります。

注)「自動車から排出される窒素酸化物の特定地域における総量削減等に関する特定措置法」により指定された関東・近畿圏のうちの196市区町村。
【SPM、NO2の環境基準の達成状況】
SPM、NO2の環境基準の達成状況
【東京圏におけるSPMの状況】
東京圏では、SPMの環境基準を達成していない地点が面的に広がっています。
東京圏におけるSPMの状況
SPM排出量に占める自動車の寄与割合は35%(関東地域)、NO2排出量に占める運輸部門の寄与割合が46%(全国)であり、自動車の寄与割合を削減するための施策が必要とされています。
【SPM、NO2の排出割合】

SPM、NO<sub>2</sub>の排出割合

幹線道路沿道の騒音の状況

 我が国の幹線道路沿道の騒音の状況は、全国的に環境基準の達成状況が悪く、厳しい状況にあります。

【騒音の環境基準の超過状況(直轄国道)】


騒音の環境基準の超過状況(直轄国道)

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