幹線道路沿いの地域では、浮遊粒子状物質(SPM)に関する環境基準の達成率が全国で約4割、大都市圏注)で約1 割となっており、大都市圏で深刻であるばかりでなく、全国的にも厳しい状況にあります。
同様に、二酸化窒素(NO2)に関する環境基準の達成率は、全国的には約7割で環境基準となっているものの、大都市圏では約4割であり、厳しい状況にあります。
注)「自動車から排出される窒素酸化物の特定地域における総量削減等に関する特定措置法」により指定された関東・近畿圏のうちの196市区町村。
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【SPM、NO2の環境基準の達成状況】
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【東京圏におけるSPMの状況】
東京圏では、SPMの環境基準を達成していない地点が面的に広がっています。
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SPM排出量に占める自動車の寄与割合は35%(関東地域)、NO2排出量に占める運輸部門の寄与割合が46%(全国)であり、自動車の寄与割合を削減するための施策が必要とされています。
【SPM、NO2の排出割合】
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