報道・広報

平成21年度水源地域活性化調査の選定結果について

平成21年8月6日

●水源地域活性化調査とは?
 水源地域は、水源を支える里として、また、日本の原風景や伝統文化を遺す地域として、維持、保全が不可欠ですが、
過疎化、高齢化が進む中で、集落、地域社会の疲弊が進んでいる地域が多く、早急な対策が必要となっています。
 本調査は、このような水源地域の活性化につながる活動の立ち上げ、試行段階からの支援を行うことを通じて、その
活動が地域の担い手により継続的に実施されることを目標としたもので、国からの委託調査として実施されます。
 
●選定方法
 本調査の企画提案について募集(平成21年6月8日既出)した結果、10件の応募があり、その後、部内での審査及び
国土交通省水資源部企画競争有識者委員会での審議を経て、4件の企画提案を選定しました。
 
●選定結果
 以下の4件が本年度実施事業として選定されました。
 

実施地域

事業名

実施主体

概要

北海道平取町 「平取町水源地域 とよぬかをナマら元気にするべや!」事業 平取ダム水源地域振興協議会  平取町の豊糠(とよぬか)地区において、ネイチャーツーリズムの推進、「とよぬかブランド」の構築、住宅付き滞在型農園事業のモデル構築などによる地域活性化を図る。
岩手県盛岡市 盛岡の水源地域の活用「廃校を利用して炭染め和紙の開発」 NPO法人もりおか中津川の会  水源地域特有の産品(和紙、炭)の用途開発やこれらを活用した特産品開発を行い、地域の雇用創出を図る。
栃木県日光市 川治温泉“水のふるさと”いきいき発見プロジェクト 川治温泉“水のふるさと”いきいき発見推進協議会  川治温泉地区において、温泉のみならず、水源地域ならではの地域資源に着目した、体験型温泉地観光ツアーの構築を図る。
島根県飯南町 学生による源流の農山村と都会の協働プロジェクト 飯南町  生産規模が小さく、物流コストが高いなど、山間地域特有のハンディを抱える水源地域産品の都市部への販路拡大を、大学や都市部商店街と協働で推進する。

お問い合わせ先

国土交通省土地・水資源局水資源部水源地域対策課 添谷
TEL:(03)5253-8111 (内線31-323) 直通 (03)5253-8392

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