令和6年9月4日

2024年８月29日（木）・30日（金）の２日間、万博の開催を監督する国際機関である「博覧会国際事務局（BIE）」（本部：仏・パリ）トップのケルケンツェス事務局長及びアクバノ展示部長が、国土交通省を含む園芸博関係省庁の大臣等との会談を行うとともに、神奈川県横浜市で開催準備を進めている２０２７年国際園芸博覧会（GREEN×EXPO 2027）の開催予定地を初視察しました。 　ケルケンツェス事務局長から、GREEN×EXPO 2027の開催に向けたBIEからの全面的な協力が表明され、成功に向けて引き続き連携していくことで合意しました。

１．斉藤大臣との意見交換の概要
　○８月29 日（木）、ケルケンツェス事務局長は初めて斉藤大臣（国際園芸博覧会担当）に表敬訪問を行いました。
　○大臣は、GREEN×EXPO 2027の開催に向けた政府の取組について説明するとともに、引き続きの開催準備に対する
　　BIEからの助言及び協力を要請しました。
　○ケルケンツェス事務局長からは、GREEN×EXPO 2027 について、園芸にとどまらず農業、気候変動等の様々な
　　テーマを扱うことにより、入園者に新しい価値観をもたらす博覧会になるということへの期待と、開催に向けた
　　全面的な協力が表明されました。

２．現地視察の概要
　○８月30 日（金）、ケルケンツェス事務局長らは、米軍施設跡地を活用したGREEN×EXPO 2027開催予定地の様子を
　　確認しました。
　○ケルケンツェス事務局長らからは、会場内の樹木の保存や主要施設の位置など会場計画について質問がなされるなど、
　　自然豊かな空間でカーボンニュートラルやネイチャーポジティブの考え方をベースに進められている博覧会の会場計画
　　について理解を深める機会となりました。
  上図：斉藤大臣との会談の様子、下図：車中から会場を視察するケルケンツェス事務局長（右下）