平成30年2月23日
「第13回日ASEAN物流専門家会合」では、ASEANにおける質の高いコールドチェーン物流の促進及びグリーン物流の推進について、ASEAN各国と議論し、環境整備を図ります。 |
経済発展に伴い生活水準の向上や消費の高度化が進んでいるASEANにおいて高品質なコールドチェー
ン物流網の構築の必要性が高まっている中、日ASEAN交通連携の枠組のもと新たなイニシアティブとして、
昨年の日ASEAN交通大臣会合において承認された「日ASEANコールドチェーン物流プロジェクト」を推進
するため「日ASEANコールドチェーン物流ガイドライン」について議論します。
また、第13回日ASEAN交通大臣会合において承認された「グリーン物流ビジョン&アクションプラン」※1を
推進するため、グリーン物流パートナーシップ会議のASEANへの展開等について日本の知見、経験を共有
するとともに、今後の日本とASEANで取り組んでいく具体的方法について議論します。
※1 : ASEANにおけるグリーン物流推進のリード国であるマレーシアとともに、ASEAN各国において
実行可能なグリーン物流施策の推進に資する共通の枠組の構築を目指す取組。ASEANでの
「グリーン物流チェックリストの策定」や「グリーン物流ベストプラクティス集の策定」、「グリーン
物流パートナーシップ会議の開催支援」等に関する技術支援を行うもの。
記
1. 日 時 : 平成30年2月28日(水) ~ 3月1日(木)
2. 場 所 : マレーシア・クアラルンプール
3.参加予定者
【日 本 側】 町田国土交通省総合政策局国際物流課長、学識経験者、民間事業者 等
【ASEAN側】 ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、
フィリピン
、シンガポール、タイ、ベトナムの政府関係者、アセアン事務局 等
4.プログラム内容
(1) 「日ASEANコールドチェーン物流プロジェクト」について
(2) コールドチェーン物流ガイドライン案について
(3) 「グリーン物流ビジョン&アクションプラン」について
(4) ASEAN各国におけるグリーン物流の優良事例について(各国より報告)