報道・広報

平成21年度 物流連携効率化推進事業(新規)の公募開始
~物流連携効率化推進計画策定調査実施計画及び物流連携効率化推進事業計画の認定申請受付開始について~

平成21年4月28日

   近年、都市の商店街等や空港等の物流拠点周辺において、貨物自動車の過度の集中や荷さばきスペースの不足等による道路混雑により、効率的な物流が阻害される事態が発生しています。また、地球温暖化対策の必要性にかんがみ、鉄道や海運を利用するモーダルシフトを一層推進する必要があります。
   このため、平成21年度から貨物運送事業者、荷主、地方公共団体(以上は必須メンバー)等、物流に係る多様な関係者が連携の上、協議会を設置して、物流の効率化を図る取組みを行う場合には、この協議会に対して支援することを目的とした「物流連携効率化推進事業」が創設されました。
   この事業の活用のために必要な「物流連携効率化推進計画策定調査実施計画(調査実施計画)」及び「物流連携効率化推進事業計画(推進事業計画)」の認定申請の受付を平成21年4月28日(火)から開始します。

応募方法

   公募要領を参考にして、申請様式に必要事項をご記入のうえ(必要であれば参考資料等を添付して)、最寄りの地方運輸局等へご提出願います(申請者は「物流連携効率化推進事業費補助金交付要綱(平成21年4月20日付け国政参第34号)」で定める協議会となります)。

今後のスケジュール

4月28日(火):調査実施計画及び推進事業計画の認定申請受付開始
                                 ↓
5月29日(金):受付締め切り
                                 ↓
以降                  :調査実施計画及び推進事業計画の認定
                                 ↓
                             補助金交付申請・交付決定
                                 ↓
                             事業の実施等                                                                                  
(※「物流連携効率化推進事業費補助金」)
 
<参考>物流連携効率化推進事業費補助金の概要

補助対象事業者

貨物運送事業者(貨物自動車運送事業者、貨物利用運送事業者、鉄道事業者、海上運送事業者、港湾運送事業者又は倉庫業者)、地方公共団体及び荷主等関係者その他これらに準ずるものとして国土交通大臣が認定した者から構成される協議会

補助率等

[1]     物流連携効率化推進計画策定に関する調査等に要する経費(物流連携効率化推進計画策定調査)

     定額(上限1,000万円)

[2]     物流連携効率化推進計画に定める事業に要する経費(物流連携効率化推進事業)

      実証運行             1/2

      実証運行以外  ※ 1/2

※都道府県・政令市が協議会の構成員となって取り組む事業 1/3

 

補助対象経費

[1]     物流連携効率化推進計画策定調査

(現況輸送実態調査、ニーズ把握調査等計画策定に要する調査費、計画策定に要する事務費等)

[2]     物流連携効率化推進事業

<都市内物流効率化事業、拠点施設周辺物流効率化事業、モーダルシフト推進事業共通>

◇   輸配送の共同化に係る実証運行

(実証設備費、運行費、広報費、調査費等)

◇   共通ルールの策定に係る実証運行

(実証設備費、運行費、広報費、調査費等)

◇   混雑状況の情報提供に係る実証運行

(実証設備費、運行費、情報提供システム開発・運用費、広報費、調査費等)

◇   車両・輸送機材購入

(車両購入費、輸送機材購入費、荷役機械購入費等)

◇   情報機器購入

(情報提供システム開発費、機器購入費等)

 

 

※  物流連携効率化推進事業費補助金は、地方運輸局長等の認定を受けた『[1]調査実施計画』及び『[2]推進事業計画』に

     基づく事業について、予算の範囲内で補助するものです。

お問い合わせ先

国土交通省政策統括官付参事官(物流政策)室 
TEL:(03)5253-8111 (内線53312、53313)

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