平成22年5月28日
このたび、東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)がJR小海線で運行するハイブリッド車両が、公共交通分野におけるイノベーションに寄与しているとして、ドイツ・ライプチヒで開催された「2010年国際交通フォーラム」(当省から辻元副大臣他が出席)で表彰されました。
JR東日本は2007年から小海線で世界初のハイブリッド営業車両キハE200形を運行しており、燃料消費率や排気中の有害物質の低減等の環境負荷低減効果が評価されたものです。
記
■受賞日時 5月27日(木) (現地時間)
■受賞対象 東日本旅客鉄道株式会社ハイブリッド車両(キハE200形車両)
■受賞概要 ITF(注1)は、毎年、様々なテーマで表彰を実施。2010年は、「公共交通におけるイノベーション」をテーマにITFとUITP(注2)が共同表彰を行うこととなり、JR東日本のハイブリッド車両が推薦賞を受賞した。
(注1)ITF(国際交通フォーラム):世界52カ国の交通大臣を中心に、世界的に著名な有識者・経済人も交え、世界全体にとって戦略的に重要な交通政策関連テーマを1つ取り上げ、大局的な方向性を打ち出すフォーラム。毎年5月にドイツのライプチヒで開催。
(注2)UITP(国際公共交通連合):1885年に設立され、現在約3200の公共交通事業者などが参加する国際機関。本部はベルギーのブリュッセル。
※我が国関係者の受賞、技術関係での受賞はいずれも2008年の表彰開始以降初。
【参考】キハE200形気動車