訪日外国人の国内での移動を分析することができるデータ（FF-Data；Flow of Foreigners-Data，エフエフデータ）を2015、16年の2ヶ年分公表します。 　観光地のプロモーションを行う際の連携すべき交通事業者や地方公共団体の選定など、インバウンド戦略の立案等に役立ちます。

　近年、訪日外国人旅行者数は大幅に増加するとともに、訪問地も多様化していることから、観光に関する対象市場や連携先等の検討にあたっては、訪日外国人の移動の実態を把握することが必要です。
　FF-Dataはそのような実態把握のエビデンスとして役立つデータであり、このたび最新の動向を把握できる2015、16年のデータを公表します。
　今回公表するデータでは来訪回数や旅行手配方法（団体/個人）といった新たな項目や複数年を対象とした経年的な分析（2014～16年）も可能となっています。

　2017年1月に2014年分のデータを初めて公表しました。データの作成にあたっては、「訪日外国人消費動向調査（観光庁）」、「国際航空旅客動態調査（航空局）」等の調査結果を組み合わせ、訪日外国人の年間（四半期別）での国内流動量を推計しました。
　

　都道府県間の流動量、移動の際の利用交通機関、周遊ルートや訪日外国人属性（国籍、目的、来訪回数、旅行手配方法（団体/個人））等の把握、そして流動と 国籍など各属性を組み合せた分析が可能です。 　
　例えば、特定の都道府県に着目した際の隣接県からの流動を、利用交通機関別や国籍別に分析したり（別紙分析例2～5）、入国空港から出国空港までの訪問地 を分析したりできます（別紙分析例15）。
　分析例の詳細は別紙をご参照ください。

　データの詳細や集計表等の入手方法については、下記ＵＲＬからご確認ください。
　　http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/soukou/sogoseisaku_soukou_fr_000022.html

報道発表資料（PDF形式）

データ概要と利用例（PDF形式）