平成24年3月19日
この度、バリアフリー経路探索ができる機能を試験的に作成し、公開しました。
本機能は、一般的な経路探索で提供されている目的地までの最短経路に加え、利用者が設定する条件に応じたバリアフリー経路を探索することができます。
これは、歩道の段差等のバリア情報を含む歩行空間ネットワークデータを利用することで実現できたものです。
また、対象エリア内にあるバリア情報(段差、狭幅員 等)を表示させることもできますので、バリアフリーマップの作成などへも活用することができます。
国土交通省では、少子高齢化社会に向け、ICT(情報通信技術)等を活用し、高齢者、障がい者等をはじめ、誰もが積極的に活動できるバリアフリー環境の構築をソフト施策の面から推進しています。
その一環として、段差や幅員などのバリア情報を含んだ歩行経路の状況を表すデータ(歩行空間ネットワークデータ)の整備仕様案を作成し、ホームページにて公開しています。
また、昨年度に三大都市圏のバリアフリー法に基づく重点整備地区等を中心に取得してきました。
今後、歩行空間ネットワークデータの使い方に関するご意見を頂き、活用の可能性を拡大するとともに、各地で歩行空間ネットワークデータの整備が促進され、バリアフリー環境の構築に資することを期待しています。
●「歩行空間ネットワークデータ利用サイト」 ※平成27年3月停止
現在は「オープンデータ開発者サイト」(https://www.hokoukukan.go.jp/)において
「バリアフリー経路探索体験サイト」(https://www.hokoukukan.go.jp/barrierfree_taiken.html)を運用しております。
別添資料(PDF形式)
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