令和6年7月29日
深刻な運転士不足等を背景に、2023 年度には減便の対象となった路線において2 割程度便数が減少するなど、バスネットワークは危機的な状況に陥っており、国民の生活基盤に深刻な影響を与えています。 この状況を克服するためには、バス事業者の経営改善・体力強化を図ることが必要であるところ、現金を取り扱わない完全キャッシュレスバスの実現は、バス事業者の大幅なコスト削減を可能とし、その結果としてドライバーの確保や交通ネットワークの維持充実等につながることが期待されています。 一方、実現のためには利用者の理解醸成が重要であり、キャッシュレス決済比率が高い路線など利用者への影響が小さい路線を中心に実証運行を進めつつ、バス事業者が完全キャッシュレスバスを実現できる環境を丁寧かつ着実に整備していく観点から、実証運行をバス事業者、業界団体等と連携して実施することとし、今般、実証運行の参加事業者を募集します。 |
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