報道・広報

徳島県南部にて、並行するバスと鉄道の連携が本格化します
~JR切符等で、並行するバス路線の乗車が可能になり、乗車機会拡大~

令和4年3月18日

国土交通省は、本年3月3日付けで申請のあった「徳島県南部における共同経営計画」に基づく共同経営について、本日独占禁止法特例法に基づく認可を行いました。
同法に基づきバス・鉄道事業者が連携して共同経営を行う取組は全国初となります。



〇 国土交通省は、徳島バス株式会社及び四国旅客鉄道株式会社から申請のあった「徳島県南部における共同経営計画」に基づく共同経営について、本日、独占禁止法特例法(令和2年法律第32 号)に基づく認可を行いました。

〇徳島県南部において、令和4年4月1日より、徳島バス「室戸・生見・阿南大阪線」の一般道区間の一部において、JR乗車券類での乗車を可能とすることで、鉄道とバスの双方を共通運賃・通し運賃で利用出来るようにするものです。

〇これにより、同地域を南北に結ぶ交通サービスの実質的な運行本数増や待ち時間の短縮などの利便性向上が図られるほか、利便性向上に伴う利用者の増加等による経営力の強化が期待されます。

〇四国運輸局からもコメントしておりますが、今回の取組は、鉄道とバスという交通モードの垣根を超えたサービス展開を行うことで、地域交通の利便性の向上と経営力の強化を図るものであり、全国各地域における交通事業者相互間の「共創」を促す新たなモデルになるものと考えています。

〇国土交通省においては、引き続き、独占禁止法特例法及び関連制度の周知・円滑な運用に努めてまいります。

<計画本体資料はこちら>
https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/transport/sosei_transport_tk_000153.html

 

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省総合政策局地域交通課 田中、原澤、佐伯
TEL:03-5253-8111 (内線54815) 直通 03-5253-8987

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