報道・広報

バスに関する情報提供をより一層促進します!
~静的バス情報フォーマット(GTFS-JP)を改訂しました~

令和3年7月30日

 国土交通省では、経路検索に資する交通に関する情報の受け渡しを効率的に行うための 「標準的なバス情報フォーマット」を定めています。このたび、データ整備に関する最新の環境変化を踏まえ、「静的バス情報フォーマット(GTFS-JP)」を改訂するとともに、同フォーマットの仕様書を第3版として改訂しました。

 国土交通省では、平成29年3月に、経路検索に必要な時刻表や運行経路等の静的情報を統一された様式でデータ化する方法を「標準的なバス情報フォーマット」(以下「GTFS-JP」という。)として定めました。それ以来、GTFS-JPの普及に向けた様々な関係者による取組により、バス事業者だけでなく、経路検索事業者、地方自治体等においてGTFS-JPによるデータ整備が一定程度行われてきました。近年、普及が進んでいるMaaS(Mobility as a Service)ではデータ連携が不可欠であり、GTFS-JPによるデータ整備はその普及の一助となっています。

 今後の更なるデジタル化の進展を見据え、バス事業におけるデータ化・デジタル化の重要性は一層高まることが予想されますが、GTFS-JPによるデータ整備も引き続き重要になると考えられることから、データ整備に関する最新の環境変化を踏まえ、「GTFS-JPに関する検討会」を開催し、GTFS-JPを改訂するとともに、同フォーマットの仕様書を第3版として改訂しました。

 これにより、バスに関する情報提供がより一層促進されるほか、MaaS等により、バスも含めたモード横断的なサービスが提供されること等を通じて、公共交通を利用する者の利便性が向上し、公共交通の活性化につながることを期待しています。

「標準的なバス情報フォーマット」について

○GTFS-JP及び仕様書(第3版):以下ホームページ参照
 https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/transport/sosei_transport_tk_000067.html
 (第3版の改訂のポイントについては、別紙1参照)

○「標準的なバス情報フォーマット」について:別紙2参照
 

参考

GTFS-JP及び仕様書の改訂を議論した「GTFS-JPに関する検討会」に関する資料については、以下ホームページに掲載しています。
 https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/transport/sosei_transport_tk_000166.html
 
 

添付資料

報道発表資料(PDF形式:159KB)PDF形式

別紙1(PDF形式:268KB)PDF形式

別紙2(PDF形式:284KB)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省総合政策局モビリティサービス推進課 福井、井上
TEL:03-5253-8111 (内線54904、54902) 直通 03-5253-8980

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