平成25年11月のフィリピンにおける台風30 号（Haiyan）による甚大な被害及び平成26年3月のマレーシア航空機消息不明事案に対応するため、相手国政府からの支援要請に基づき、国際緊急援助隊員として派遣されておりました国土交通省関係職員３６名（別紙）が、11月21日（金）に天皇皇后両陛下に御接見を賜りました。
 
 
１．御接見参加職員について
　御接見参加職員は別紙の通りです。
 
 
２．派遣内容の概要について
　派遣された隊員は昨年11月から12月、本年3月から4月にかけて以下の活動を実施したものです。（詳細は「３．」の参考資料をご参照ください。)
 
　フィリピン専門家（早期復旧）チーム
　　・平成25年11 月26 日から12 月18 日にかけて派遣。レイテ島、サマール島の現地にて被災状況調査を実施。また、復旧・復興に向けて現地政府機関等に技術的な提言を実施。
 
　フィリピン専門家（油防除）チーム
　　・平成25年12 月4 日から13 日にかけて派遣。フィリピン沿岸警備隊の職員及び現地作業員に対する適切な油防除作業手順、油回収資機材の使用方法等の指導・助言を実施。
 
　マレーシア救助チーム
　　・平成26年3月12日から4月4日にかけて派遣。マレーシア航空機370便（北京行き）が離陸後、消息不明となったため、海上保安庁航空機（ガルフ5)）を派遣し、マレーシアとオーストラリアを拠点に、不明航空機の捜索活動を実施。
 
 
３．参考資料
　フィリピン国際緊急援助隊専門家チーム帰朝報告について（報告）
　http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo06_hh_000140.html
　マレーシア国際緊急援助隊救助チーム帰朝報告について（報告）
　http://www.mlit.go.jp/page/kanbo01_hy_003322.html

国際緊急援助隊参加者の天皇皇后両陛下御接見について（結果概要）（PDF形式：227KB）