報道・広報

土井国土交通大臣政務官のブルガリア・ギリシャ出張について(結果概要)

平成26年5月8日

 土井亨 国土交通大臣政務官は、4月29日から5月3日にかけてブルガリア及びギリシャを訪問し、各国要人と会談したほか、ギリシャ国 公安・防災省危機管理対策本部等の視察を行いました。概要は次のとおりです。

 1.ブルガリア
 (1)ファンダコヴァ・ソフィア市長との会談
 土井政務官より、下水道施設の老朽化等の課題を抱えるソフィア市に対して、道路を開削することなく既存の管路を使用したまま管路補修を行う「管路更生工法」を紹介するとともに、今回の往訪が、ブルガリア及びソフィア市における下水道分野の課題解決に、我が国のノウハウと技術を役立てていただく契機になることを期待する旨述べました。
 ファンダコヴァ・ソフィア市長からは、「管路更生工法」に関心があり、担当部門を紹介する旨発言がありました。また、東日本大震災からの復興の経験の共有を含む防災分野における協力についても希望する旨発言がありました。
 
 (2)ドゥネフ・国民議会地域政策・地方自治委員会委員、ヴィデノヴァ・地域開発省上下水道局長等との会談
 土井政務官より、「管路更生工法」を紹介するとともに、防災、減災等に取り組んでいる我が国の知見、技術をもとに、世界に発信できる両国の協力関係を構築したい旨述べました。
 ドゥネフ委員から、同様に両国間の協力関係の構築を希望する旨発言があるとともに、ヴィデノヴァ局長からは、「管路更生工法」のような日本の高い技術を、ブルガリアに取り入れていくことが重要であると考えている旨発言がありました。

2.ギリシャ
 (1)ヨルヤーディス・公安・防災省次官との会談
 土井政務官より、太田国土交通大臣とゲオルギエヴァ欧州委員(人道援助・防災担当)との間における2013年3月の書簡交換に基づく日EU防災協力の開始を踏まえ、EUの中でも特に地震等の災害の多いギリシャと防災分野における協力を進めたい旨述べました。また、2015年3月に仙台市で開催される第3回国連防災世界会議への参加を要請しました。
 ヨルヤーディス・公安・防災省次官からは、日EU防災協力については承知しており、現在ギリシャはEU議長国でもあるので、協力促進に尽力したい旨発言があるとともに、日・ギリシャの二国間における防災協力についても進めていきたい旨の発言がありました。また、第3回国連防災世界会議への参加について、前向きに検討する旨発言がありました。
 
(2)公安・防災省危機管理対策本部の視察
 公安・防災省の危機管理対策本部を視察し、アナストパウロス大佐等からギリシャにおける山火事対策等の災害時の対応等について紹介がありました。

お問い合わせ先

国土交通省総合政策局海外プロジェクト推進課 酒井、橋爪
TEL:03-5253-8111 (内線25803,25815) 直通 03-5253-8315 FAX:03-5253-1562

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