令和4年3月17日

令和4年3月16日23時36分頃の福島県沖の地震に伴う土砂災害警戒情報の発表基準の暫定的な運用を、最新の震度データに基づき変更します。

令和4年3月16日23時36分頃の福島県沖の地震について、入電していなかった地点の震度データが新たに入電したことに伴い、宮城県美里町の最大震度が震度5強から震度6弱に更新されました。このため、通常基準の8割の暫定基準を設けていた美里町について、通常基準の7割の暫定基準に変更します。
これにより、この地震に伴う土砂災害警戒情報の発表基準の暫定的な運用の詳細は下表の通りとなります。

 

対象の県	通常の基準に対する 暫定基準の割合	暫定基準を設ける対象の市町村 （市町村内で発表対象区域を分割している場合は、その区域）
岩手県	8割	一関市、奥州市、矢巾町
宮城県	7割	石巻市、名取市、角田市、岩沼市、登米市、栗原市東部、東松島市、大崎市東部、蔵王町、大河原町、川崎町、亘理町、山元町、涌谷町、美里町
	8割	仙台市東部、仙台市西部、塩竈市、白石市、多賀城市、栗原市西部、富谷市、村田町、柴田町、丸森町、松島町、七ヶ浜町、利府町、大和町東部、 大和町西部、大郷町、大衡村、色麻町、加美町、女川町
山形県	8割	中山町
福島県	7割	福島市、相馬市、二本松市、田村市、南相馬市、伊達市、桑折町、国見町、天栄村、楢葉町、富岡町、大熊町、双葉町、浪江町、新地町、飯舘村
	8割	郡山市、郡山市湖南、いわき市、白河市、須賀川市、本宮市、川俣町、大玉村、鏡石町、泉崎村、中島村、矢吹町、棚倉町、玉川村、浅川町、古殿町、 広野町、川内村、葛尾村

なお、引き続き地震後の降雨と土砂災害の関係を調査し、必要に応じて暫定基準を変更します。