報道・広報

中京圏の新たな高速道路料金導入後の交通状況等について
~高速道路がより賢く使われた効果と名二環開通に伴うストック効果を確認~

令和4年10月20日

 中京圏の交通流動を最適化することを目指して導入した新たな高速道路料金による1年間の交通状況の変化により、ネットワーク整備と相まって、高速道路がより賢く使われる効果を確認しました。
 また、名二環 名古屋西JCT~飛島JCT間の全線開通に伴うストック効果も確認されています。

<ネットワーク整備と相まった中京圏料金導入後の交通状況>
  ➀名古屋高速の短距離利用が増加
   ・新料金の導入により、名古屋高速の交通量は0.5万台/日(約4%)増加
   ・また、短距離利用は0.5万台/日増加、長距離利用は0.1万台/日減少

  ➁名二環の短距離利用が増加し、一般道の交通が円滑化
   ・新料金の導入およびネットワークの整備により、名二環の交通量は1.4万台/日(約7%)増加
   ・また、短距離利用は0.2万台/日増加、長距離利用もネットワークの整備によって0.1万台/日増加
   ・名二環と並行する一般道(国道302号)全体の渋滞損失時間が約10%減少

  ➂旧料金圏を跨ぐ利用が増加し、一般道の交通が円滑化
   ・新料金の導入により、旧名古屋線(楠線)と旧尾北線(小牧線)を連続して利用する交通の割合
    が増加することで、一般道(国道41号)の交通量が約6%減少
   ・国道41号上り方向の朝ピーク時の所要時間は約2分短縮

  ➃伊勢湾岸・東海環状経由の経路の割合が増加し、高速道路の利用が分散
   ・新料金の導入により、東名阪道から中央道への経路において、名高速渋滞時に名二環経由の
    経路の割合が減少し、伊勢湾岸道・東海環状道経由の経路の割合が約14%増加

  ➄渋滞緩和(高速道路・一般道)に寄与
   ・新料金の導入およびネットワークの整備により、名二環内側の高速道路の渋滞損失時間が
    約2%、一般道が約7%減少、名高速都心環状線の渋滞損失時間が約3%、都心環状線の内
    側の一般道が約10%減少

 <参考資料 名二環 名古屋西JCT~飛島JCT間開通後の整備効果>
    ➀名二環開通により、所要時間が短縮され労働時間削減に寄与
    ➁名二環沿線に大型物流施設が相次いで進出
    ➂新たなルートが形成されたことにより、東名阪道の集中工事時に名二環が迂回機能を発揮
   【参考】開通後の交通状況

添付資料

報道発表資料(PDF形式:307KB)PDF形式

中京圏の新たな高速道路料金導入後の交通状況について(PDF形式:3072KB)PDF形式

参考資料(PDF形式:3072KB)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省
  道路局  高速道路課   課長補佐  御器谷 昭央
TEL:03-5253-8111 (内線38362) 直通 03-5253-8500 FAX:03-5253-1619
      国道・技術課  企画専門官  森田 裕介
TEL:03-5253-8111 (内線37832) 直通 03-5253-8492 FAX:03-5253-1620

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