報道・広報

災害に強く、新たなまちを支える復興道路・復興支援道路
東日本大震災から10年が経過し、節目の年に全線開通

令和4年3月7日


   復興道路・復興支援道路は、一刻も早い復旧・復興を目指し、災害に強く、新たなまちを支える道路として、約10年で全線開通(550km)を実現しました。
   広域的な道路ネットワークの完成で主要都市間の所要時間が短縮し、津波浸水区域の回避や復興まちづくりと一体となったインターチェンジ配置などにより、沿線では様々な効果が発現されています。
 

1.沿線における工場立地の加速・地域産業を支援
〇青森・岩手・宮城では、復興道路・復興支援道路沿線に新たに工場が245 件立地
〇福島県内では、復興支援道路沿線の相馬港エリアに新たに工場が13 件立地

2.沿線の「道の駅」等により、復興まちづくりとしての拠点を支援
〇沿線における21 箇所の道の駅を、道路上からの案内を充実し休憩サービス等を提供
   ・震災以降、10 箇所の道の駅がオープン(うちリニューアル5 箇所含む)

3.全線開通後の交通状況
〇交通量は全路線で増加、特に大型車交通量の伸びが大きく被災地の物流を支援
   ・三陸沿岸道路では、特に岩手県内の大型車交通量が1.3 倍~1.7 倍増加
三陸沿岸道路は、冬期においても信頼性の高い機能を確保
   ・東北自動車道が吹雪による通行止め時に、大型車約2,000 台が三陸沿岸道路に転換
〇沿線市街地において交通混雑が緩和
   ・宮城県気仙沼市内の幹線道路では、混雑区間が約44%から約2%まで減少
〇実際に走行した車両のデータ(ETC2.0 データ)を用いて、走行時間を分析
   ・仙台港北IC~八戸南IC 間の走行時間は約4 時間30 分

添付資料

記者発表資料(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省 道路局 国道・技術課
国道事業調整官 四童子(しどうじ) (たかし)、 企画専門官 森田(もりた) 裕介(ゆうすけ)
TEL:(03)5253-8111 (内線37803、37832) 直通 03-5253-8492 FAX:03-5253-1620

Get ADOBE READER

別ウィンドウで開きます

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
左のアイコンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。
Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご覧ください。

ページの先頭に戻る