報道・広報

「電線等の埋設物に関する設置基準」の緩和について
~電線類をより浅く埋設し無電柱化を推進~

平成28年2月22日

 平成28年4月1日より、電線類を従前の基準より浅く埋設するため「電線等の埋設に関する設置基準」を緩和することとしましたのでお知らせします。
 交通量の少ない生活道路で道路※1 の舗装厚さが50cm の場合、電線の頂部と路面との距離は、これまでの80cm から最大35cm※2 まで浅くすることが可能となります。

※1 舗装設計交通量250 台/日・方向未満の道路
※2 ケーブル及び径150mm 未満の管路を設置する場合


 無電柱化の低コスト手法の導入を図るため設置した有識者からなる「無電柱化低コスト手法技術検討委員会」では、電線を浅く埋設する技術的検討を実施し、従前の基準より浅く埋設することが可能であることを確認しました(平成27 年12 月25 日に中間とりまとめ)。
 国土交通省は、この結果を踏まえ、「電線等の埋設に関する設置基準」について、電線類の埋設深さを浅くすることとしました。
今回の基準の緩和により、浅層埋設や小型ボックス活用埋設等の低コスト手法の導入によるコスト縮減を図ることで本格的な無電柱化の推進を図るものです。

○基準改正の概要(電線類の埋設深さ)は以下のとおりです(別添資料参照)。
 ・車道部:ケーブル及び小径管の場合、従来よりも45cm 浅く埋設できます。
      (交通量の少ない生活道路で道路の舗装厚さが50cm の場合)
      大径管の場合、従来よりも20cm 浅く埋設できます。
 ・歩道部:従来よりも25cm 浅く埋設できます。

○基準を適用するスケジュールは以下のとおりです。
 ・平成28年2月22日 地方整備局等に通知
 ・平成28年4月1日から施行

添付資料

記者発表資料(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省 道路局 環境安全課 課長補佐  田中
TEL:03-5253-8111 (内線38272) 直通 03-5253-8495
国土交通省 道路局 路政課 道路利用調整室 課長補佐  樋口
TEL:03-5253-8111 (内線37362) 直通 03-5253-8481
国土交通省 道路局 国道・防災課 道路保全企画室 課長補佐  嶋田
TEL:03-5253-8111 (内線37852) 直通 03-5253-8494

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