平成26年11月7日
道路の老朽化対策が喫緊の課題であり、道路の維持・修繕をより適切に実施していく必要がある一方で、道路の劣化に与える影響が大きい重量を違法に超過した大型車両の対策が必要とされています。
国等が実施した実験結果によると、道路橋の劣化に与える影響については、軸重20トンの車1台が10トン車の約4,000台相当となり、全走行車両のわずか0.3%の重量を違法に超過した大型車両が、道路橋の劣化の約9割以上を引き起こしています。
そのため、これまで違反で重大交通事故を発生させた者や指導にも係わらず違反を繰り返す常習違反者等を対象に告発をしてきましたが、今後は、特に基準の2倍以上の重量超過の悪質違反者に対しては、現地取締りで違反を確認した場合に、その事実をもって告発を行うなど、違反者に対する更なる取締り等を強化することとしています。
つきましては、広く国民の皆様から、本改正に対するご意見を以下の要領で募集します。
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(参考)適正化方針の実施事項
平成25年3月 国道事務所に呼び出して是正指導等を実施
平成26年5月 道路法改正に伴う報告徴収・立入検査の施行
平成26年10月 大型車誘導区間を指定し、国による一括審査により審査期間短縮
など
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