報道・広報

直轄国道の舗装(路面)に関する保全検討委員会

平成21年5月18日

1.目的及び内容

・ 大量の自動車交通を支える直轄国道に求められる安全性・信頼性を確保するため、日常パトロールから構造物
 点検、補修補強に至る「維持管理」を日々全国で実施しています。
・ 一方、本格的な維持・更新の時代を迎え、「今後、急速に老朽化していく構造物をどのように維持していくのか」
 などの課題に直面しています。このため、有識者の方々に御提言を頂きながら「直轄国道の将来ビジョン」を策定
 します。(別紙「参考」参照)
・ このうち、個別テーマである「舗装(路面)」は、自動車や歩行者が接触する構造物であり、落下物やわだち、舗
 装穴、陥没等は事故の原因となります。
・ このような事故を防止するため、1日1回のパトロールによる目視点検に加え、路面状態を「路面性状調査」、地
 下の状態を「路面下空洞探査」で把握し、補修等の措置を講じています。
・ 一方、「舗装の管理レベルをどの程度に設定すべきか」や、「今後、舗装をどのようにして効率的に長寿命化して
 いくか」などの課題に直面しています。
・ このため、今般、「直轄国道の舗装(路面)に関する保全のあり方」を有識者の方々に御議論頂き、直轄国道の
 安全性・信頼性が効率的かつ確実に確保できるよう御提言を頂きます。
 
主な検討内容
 ● 道路管理上必要となる路面性状及び地下探査のあり方
 ● 路面性状及び地下探査の内容・頻度・体制のあり方
 ● 路面及び地下のデータベースのあり方
 ● 路面下空洞探査業務の検証   等

2.構成

(委 員) 丸山 暉彦 (長岡技科大学 教授) 舗装工学
小泉 淳 (早稲田大学 教授) 地中構造学
宇野 亨 (東京農工大学 教授) 計測工学
桑野 玲子 (東京大学 准教授) 地盤工学
秋葉 正一 (日本大学 教授) 道路工学
久保 和幸 (土木研究所 上席研究員) 舗装
小橋 秀俊 (土木研究所 主席研究員) 土質

   (上記に加え、専門委員として画像解析実務者を追加する予定です。)

3.第1回委員会

 平成21年5月21日(木) 15時~17時
 (於)九段第3合同庁舎 11階  共用会議室
    東京都千代田区九段南1-2-1
  ※傍聴・撮影可能です。

お問い合わせ先

国土交通省 道路局 国道・防災課 
TEL:(03)5253-8111 (内線37852)
国土交通省 関東地方整備局 道路部 
TEL:(048)600-1323

ページの先頭に戻る