報道・広報

平成20年の水害被害額の確報値について

平成22年2月26日

○ 国土交通省河川局では、平成20年(2008年)の水害被害額の確報値を取りまとめました。その結果、建物被害額等の直接的な物的被害などは、全国で約1,660億円となりました。平成20年は、台風の上陸が8年ぶりになく、台風による被害も少なかったことなどにより、平成11年(1999年)からの過去10年間で最も低い被害額となっています。
 
○ 具体的には、平成20 年は、「8 月末豪雨」及び「7月末豪雨」などにより、愛知県、富山県や石川県を始めとして全国各地で大規模な水害が発生しました。
・ 水害被害が大きかった都道府県は、[1]愛知県、[2]富山県、[3]石川県等であり、市町村別に見ると、8月末豪雨による岡崎市・一宮市(愛知県)、7 月末豪雨による金沢市(石川県)、南砺市(富山県)等で大きな被害となっております。
・ また、8月末豪雨による水害被害額(約712 億円)が、全体の4 割強(42.8%)を占め、7月末豪雨による水害被害額(約202 億円)が、1 割強(12.1%)を占めています。
 
○ これらの水害により、死傷者数は、94名、被災建物棟数は、約3 万8 千棟に上るなど甚大な被害が発生しています。

 国土交通省河川局では、毎年、都道府県、市区町村等の協力のもと、水害による被害額等を「水害統計」として取りまとめています。
 今般、平成20 年の水害統計の調査結果がまとまりましたので、その概要をお知らせいたします。

添付資料

報道発表資料(PDF形式:263KB)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省河川局河川計画課河川経済調査官 稲村
TEL:(03)5253-8111 (内線35312)
国土交通省河川局河川計画課経済係長 小田桐
TEL:(03)5253-8111 (内線35325)

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